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(株)カプロラクタム-blog

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お任せメニュー

2016年05月10日 | 時事
食にうるさいニューヨーカーが“Omakase”を愛するワケ
確かに日本独特ですね。

アメリカは個人主義の国なので、必ず「私はコレがいい」と決めますが、日本人は「私はコレでいい」というように、妥協したと言うか決定することを憚るような言い回しをします。あと、メニューを見ても中々決められず、結局周りを見てかぶらないものを選んだりとか、逆に同じものを頼んだりとか、主体性がありません。これといって食べたいものはないけど、食べないと腹が減るから食べている感じです。しかし食に興味がないわけではなく、そこには「なにを頼んでも美味しい」という日本の食べ物の安心感と、店主への信頼感が隠れているわけです。

「日替わり定食」「本日のオススメ」のように勝手にメニューが決まっていて、かつ次の日には違うものを食べられるようなメニューを注文するのは、何も「考えなくても良いから」という理由だけではありません。お任せだと当然店主がしっかり考えて準備しているでしょうから、その分工夫された美味しい料理が出る可能性があります。もちろん、店主の作りたいメニューを作るわけですから手を煩わせることはないでしょうし、その分安くなっている気もします。両者にWIN-WINの関係が見て取れるので、率先して頼むというわけですね。それにしても、どこまでも人のことを気にする人種ですな(笑)

まあ、アメリカで受けるとしたら物珍しさだけで定着はしないでしょう。