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国民栄誉賞

2011年07月25日 | 時事
なでしこジャパンに国民栄誉賞授与へ…団体は初
贈るタイミングとか、贈る人とか、色々政治的な匂いはしますが、受賞自体には賛成です。

国民栄誉賞とは、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」賞で、1977年設立以来、35年間で18人が受賞しているとか。意外にも比較的新しい賞であり、ペースでを見ても2年に1度ぐらいという、それほど珍しくない頻度のようですね。今回のケースは、高橋尚子さんのそれに近い感じかな。とにかく世界一になったことが受賞理由として最有力であり、時の首相が誰であれ、受賞に文句はないと思います。

ただ、団体受賞という点だけはちょっと疑問ですね。監督とかキャプテンとかに代表して渡すとかなら文句はないのですが、もし皆に平等に記念品や金一封が贈呈されるとすると、中にはその贈呈品を合コン相手に見せびらかせたり、かじらせたりする危険性も大です。そうなれば、今後国民栄誉賞自体の品位を落としかねません。「もらってからじわじわと重みが増すものであり、信号無視もできなくなった」という王選手のコメントもある通り、優勝後の騒動を戒める意味も込めて、もし全員に贈るのならこの受賞を機にさらに大和撫子としての気品ある振る舞いを求める意味も込めた贈呈品が良いのではないかと思います。

サッカーボールの傍に咲いた撫子の彫刻とかどうでしょうか。蹴るの?