(株)カプロラクタム-blog

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1年1学期

2011年07月09日 | 時事
ついに成績地獄からの脱出です。

今年は人数こそMAX状態でしたが、1年1学期は非常に特殊な通知表のつけ方をするので、ぶっちゃけすごく楽でした。
と言うのも、小学校は普通◎○△の3段階評価でつけるわけですが、1年生の1学期だけ○(できる)か・(がんばれ)の2段階評価だからです。確かに自分もうっすらとですが、最初にもらった通知票は上にペラペラな紙が貼ってあった(従来の評価項目でなかった)記憶があります。つける側になってみると、「ひらがなが書けた」「楽しく歌えた」など、項目も非常に端的であり、それこそ閻魔帳(笑)を見なくてもさくさくつけられるレベルの評価項目なのです。何故そうなのかといえば、学期の前半はほぼ基本的生活・学習習慣の確立に費やされるため、評価の判断材料がほとんどないというのが理由ではないかと思います。第一、ひらがなを全部習うのが6月半ばですし、それを使って作文が書けるようになるのがギリギリ7月に入ってからですからね。いわゆる「テスト」が始まるのも6月頃からです。つまり、“学力を記録したモノ”の絶対数が極端に少ないため、3段階にまで分け切れないということなのでしょう。

その分苦労したのが所見です。普通はノートや日記、作文などを集めたり、子どもに振り返りを書かせて記憶の糸を辿るのですが、1年生はほぼその日暮らしであり、学期を振り返るなどという高尚な能力は備わっていません。それ以前に、現状もし自由に書かせたら成績地獄の前に暗号解読地獄が立ちはだかってしまいます。日頃からどれだけチェックし、こちら側で記録を残しているかが勝負の鍵となるわけです。いや、どの学年でもそうなのですがね(笑)まあ、自分の場合は毎日週案に児童の様子のメモを残していますし、通信を出すために写真もバンバン撮っているので、その辺は全く抜かりなしでしたが、まれにメモにも写真にも出てこない子がいて、一部非常に苦労しました。

まあ、2学期からは普通に3段階なので、人数が多い分昨年の2年生より大変でしょうけど、理科も社会も、家庭科も総合もない低学年はやはり非常に楽だと思います。つか、これで同じ期末手当なのは不公平じゃないですかね。むしろ6年間2段階評価でもよくね?