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ひな壇飾り

2011年03月03日 | Weblog
かれこれ6年も書いていながら、未だにひな祭りネタを一度も書いていなかったという(笑)

いや、別に避けていたわけではないのですが、調べてみればみるほど見事なスルーっぷりでした。・・・まあ、自分は男なので、とりわけトピックになるようなこともないわけですが、今日はたまたまネタがないので脚光を浴びたと言うのが正確な所でしょうか。

どうでもよい前置きはこれくらいにして、今日クラスの子に話したネタを書きます。
ひな壇飾りには、右大臣と左大臣があります。高学年なら、サトウハチロー氏の歌詞「赤いお顔の右大臣」の間違いから「左大臣の方が偉い理由」とか語るのですが、低学年なので簡単な説話です。
あれ、飾る時って右大臣を左、左大臣を右に置きますよね。こうした5段飾り以上のひな飾りをする家はクラスでも半分以下でしたが、「何故右大臣なのに左に置くのか」を正しく応えられた子は誰もいませんでした。
ひな壇で一番偉いのは、お内裏様、つまり天皇です。当然、一番上に飾ります。だから、そこから見て右側に右大臣、左側に左大臣を置くのが正しい置き方である、と言う事です。教室でも、実際プリントに「右」と「左」と書いて教卓に左右逆に置き、代表の子を1人ずつ教壇に呼んで確認させました。一目見れば、文字通り一目瞭然。しかし、自分中心に考える低学年には、まさにコペルニクス的転回な発見だったようです。

このように、相手の立場に立ったり、見方を変えたりすれば、物事がより簡単に、より広く理解できるものです。自分だけの狭い了見で世界を見てはいけないということですな。
コメント
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