(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

マジックスパイス

2007年08月11日 | Weblog
アレだけ昨日カレーハウスの話をしておいて、別の店に行くのはちょっと気が引けますが・・・

このマジスパ、一言で言えば辛さが選べるスープカレー専門店です。つーか、実は行くのも食べるのも初めてです。どこで知ったかというと、高橋名人がラジオで話していたのがきっかけで、数ヶ月前から早くたべたくてウズウズしていました。16連射だけでなく、激辛王でも有名なのですね。本店の北海道や東京は遠いので、大阪のなにわ店へはるばる行ってきました。

店内は、一瞬いかがわしいお店かと疑うほどのピンク一色。いい意味で“エキゾチック”とでも表現しておきましょう。早速オーダーを見ます。カレーの種類、辛さ、トッピングなどが選べるようになっていました。注目すべきはやはり辛さですね。覚醒から始まり、瞑想、悶絶、涅槃、極楽、天空、虚空の順に辛くなっていきます。名人曰く、虚空は普通の25倍の辛さだそうです。基本はチキンらしいのですが、ここはあえてビーフを注文しました。もちろん辛さは虚空です(笑)

「お待たせしました。辛さが足りない場合はこちらの2種類のスパイスをお入れください。」
店員さんの心遣い。ありがたいけど、必要か・・・?
出てきたのは、どんぶりに並々入ったスープカレーとサフランライス。これは半分ぐらい食べてからご飯に取りかかったほうが、後で苦しくないかな、と思い、まず一口。
甘っ
・・・
辛っ!!!
流石に辛さは後から来ますけど、不思議なことに肉や野菜は全体的に甘いのです。スープも、カレーハウスの10辛のような「苦味」は感じず、スパイスがしっかりスープにマッチしていました。激辛ラーメンは別にスープまで飲み干す必要がないのに対し、スープカレーはスープ自体がメインなので、必然的に使われたスパイスを全て食べきる必要があります。・・・なんて今更こんな取りとめもない考えが頭をよぎったのも、このスープカレーが創り出す独自の宇宙のせいでしょう。しかし、掛け値なしで、これは本当に美味しいです。半分ぐらい食べた所でご飯を浸しながら食べ始め、汗と涙と鼻水とともに完食しました。付け合せが福神漬けの変わりに缶詰めパイン一かけである所もまた一興ですな。食べ終わると、またもや店員さんの「辛さは大丈夫でしたか?」という言葉がけ。気配りが行き届いていますね。ちなみに、後半ちゃっかり追加で2種類のスパイスも入れました(笑)
表メニューの最高である虚空を全部食べた人は、裏メニューである虚空50、虚空100、虚空200、アクエリアス(300倍の辛さ?)にも挑戦できるそうです。これは是非ともまた行きたくなりました。

交通費込みで、一杯4000円近くかかるけどね・・・orz