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kamokamoにとって、道内の移動は「高速道路」が最も安全であることが、よ~く分かりました。
「熊しか通らない」といわれる道内の高速道路ですが、広大な大地に暮らす道民が安全に早く移動するためには必要不可欠ではないでしょうか?  断片的な高速道路は早く繋いでネットワークを確立してほしいものです。 高速料金が高くて道民が使わないのであれば、半永久的に「試験運用中」ということで通行料を無料にしておけばいいじゃありませんか。

………と観光客のkamokamoは思いました



さて、楽しかったような怖かったような北海道旅行もいよいよ終わり。
新千歳空港近くの店舗に、レンタカーを返却に行きます。

「返却場所がよくわからないから、ナビを設定するよ」

ナビの案内は、なんと小樽以来です。




「案内を開始します」

気のせいか、いつもにも増して明るい女性の声でアナウンスがありました。
この車のナビには苦労したけれど、いよいよこれでお別れね。

「この先、渋滞しています」

あら~、最近のナビは周辺の道路状況まで分かるのね。
賢いじゃないの。



千歳インターで高速を降り、空港方面へ向かいます。
地図では近くのように思われた返却店舗も、実際にはかなり距離があるようです。

ナビは相変わらずトンチンカンな案内をしていますが、もう気にもなりません。




「目的地の近くです。音声案内を終了します」

いよいよ車を返却する店舗が近くなりました。
数社のレンタカー店舗が、この周辺に集中しているようです。

このあたりの道路は現在拡張工事中で、片側2車線だった道路は途中で1車線と狭まり、対面通行となりました。工事中の2車線は、相変わらず左横に平行して続いています。


「しばらく道なりのルートです」

突然、ナビが再び案内を始めました。
あれ? 案内はさっき終わったんだけどね、どうしたんだろう?


「しばらく道なりのルートです」


分かっているわよ、もう一本道だもの。
でも、何だか妙にウキウキ嬉しそうな音声ね。


「しばらく道なりのルートです」




ややマウンドになった見通しの悪い左カーブを回ったところ、突然、真正面に対向車が現れました。

それは、今しがたレンタカーを借りて店を出たばかりの観光客が、対面通行のこの道を片側2車線道路と勘違いして、前を走る車を追い抜くためこちらの走行車線を逆走して来たところに

運悪く出くわしたのでした。





「ひゃ~~~!」





このときkamokamo は気が付きました。
立体駐車場のエレベータホールで聞いたあの悲鳴は


kamokamo自身の悲鳴だったのです





おしまい

これらはすべて kamokamo が実際に北海道で体験したことで、決して作り話ではありません。
kamokamoは現在、原因不明の高熱で臥せっています。

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