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ヤマシーさんお奨めの「シュリーマン旅行記 清国・日本」を、一気に読んでしまいました。

「シュリーマン旅行記 清国・日本」は、トロイヤを発掘する6年前の1865年、シュリーマンが江戸末期の日本に立ち寄った時の見聞録です。
当時の様子が実に生き生きと描かれており、古き良き日本をシュリーマンの目を通してkamokamoも実際にこの目で見ているような錯覚に陥りました。

外国人への襲撃が相次いでいた動乱の江戸末期に、危険も顧みず(というか、我が身に迫る危険より好奇心の方がずいぶん勝っていたみたいですが)、江戸市中のどんな些細なことも見逃すまいとするシュリーマンの観察眼と不屈の闘志はすごいなぁと思いました。


暫く前に何冊かの本と一緒にアマゾンから取り寄せていましたが後回しになっていたところ、ダーリンが見つけて一気に読んでしまったのを横目で見て、思わずkamokamoも一気に読んでしまいました。

「この本を教えてくれたヤマシーさんに感謝しなければ。」と感想を申しております

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修学旅行生と観光客とお土産を満載したJ○○5○○便。
機内の一般乗客は前方数列のみ、残りの席は全て修学旅行の中学生とその関係者です。

気象条件が悪く、伊丹空港に着陸を変更する可能性もあるとアナウンスがありました。岡山空港は結構山の上にあるからすぐ雨雲にすっぽり覆われちゃうんだろうな、困ったものだ全く。
周囲の様子が霧で何も分からない中、山間部の空港に降下してゆくのは、なかなか手に汗握ります。

深い霧に包まれた空港に何度か着陸を試みた後、長時間の上空待機となりました。
この間、気分が悪くなる生徒もいて、後ろの方はなかなか大変な様子です。


「もし伊丹に向かったら修学旅行の子供たちはどうするんだろう?」
「まぁ何とかなるさ、若いんだし。」
「引率の先生や添乗員さんは気が気じゃないだろうね。今後の対策が頭の中をグルグル回っているかしらん。」
「プロなんだから、こんな時のマニュアルくらいあるだろ。」


「まさかとは思うけど、修学旅行ご一行が機長の判断を誤らせるってことは無いよね? 便宜を考えて濃霧の中、着陸を強行するなんてことは…。」
「それはまずあり得んだろ。 それより天候の回復を待ち過ぎての燃料切れだけは勘弁してほしいな。往復できる燃料を積んでいるらしいけど、もうかなり長時間待機しているし、これから伊丹に向かっても同じような状況だったらと考えると…ちょっとね。」

様々な思惑を乗せながら、飛行機は相変わらず上空をゆっくりと旋回しています。





「天候の回復が見込めないため、当機は着陸を断念し伊丹空港へ向かいます。」


「やったー!」
後ろの方で生徒の歓声が上がりました。
kamokamoもホッとするやら途方に暮れるやら、チョット複雑な心境でした。


あれよあれよという間に伊丹上空。
低い雲の中に入ると、飛行機自身が前方に発する強い光に周囲の濃い霧が白く明るく輝き、今まで目にしたこともない美しい光景です。 かぐや姫のお迎えも、こんな光に包まれて降下して来たのかもしれないな…。

お~~っっと、窓の外に広がる茫洋とした幻想にうっとり見とれている場合ではありません。
すわっ、もしや伊丹も同じ状況か? と我に返った矢先、真下に町の灯りが見え始めました。雲と地面のわずかな隙間を縫っての低空飛行で、高層ビルがあったらアウトかもでした。


一般乗客は新大阪行きの空港バスと新幹線の引換券をもらい、当惑しながら帰路につきました。

「いつになくお天気にも恵まれた旅だったけど、最後にとんでもないどんでん返しだね。やっぱり100%完璧という状態などなかなか無いね。」
「まぁ人生プラスマイナス0なら御の字ってとこかな。」


修学旅行の皆さんは、その後どうなったのだろう?

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近くに新装開店したジムのプールは、6レーンで大きく殆ど泳ぐ人もいなかったため、1人1レーンで気持ち良く泳いでいました。
ところが病み上がりで久しぶりに出かけた時、妙に人が多くなった気配を感じました。
以来行くたびに増加していて、近頃は1レーン4人も泳ぐほど混雑しているではありませんか!
何故か初心者風の方が多く、レーンを逆走したり達人レーンでビート板を使ったりで、練習にかなり支障をきたすようになりました。

一体どうしちゃったんだろうと不思議に思っていましたが、昨日久しぶりに本屋をのぞいて謎が解けました。
教養雑誌のコーナーに「NHK趣味悠々 中高年のらくらくスイミング ゆったりきれいに気持ち良く」のテキストがうず高く積み上げられているではありませんか!

まぁ定期購読している本は郵送されてくるし、必要な本は何でもアマゾンで買えるし、ジムを変えてからは駐車場から長距離歩かなければならないショッピングセンターの本屋に行くこともなくなっていたからなぁ。

早速テキストを立ち読みしてみました。
なになに、どうやら4月新年度から始まったレッスンらしいです。
むむむ、講師は中央大学の高橋雄介先生。
高橋雄介先生といえば、kamokamoがバイブルにしていて折に触れて読み返している「クロールがきれいに泳げるようになる!」「クロールが速くきれいに泳げるようになる!」の著者ではありませんか!
テキストの内容は「クロールがきれいに泳げるようになる!」と殆ど同じ印象。しかもテキストの方が少し安かったような

う~~~んプールの状況といい、心情的にチョット微妙かも…

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