最近、トレーニング以上にその後の休息が大切だということが分かって来ました。疲労が回復しないまま次のトレーニングに出かけると、また突然腰が悲鳴を上げそうになります。
以前はほぼ一日置きにジムに通っていましたけれど、内容が次第にハードになり体力的にきつい状況になりましたので、最近は少なくとも中2日は休息を置くことにしています。そのかわり、家でストレッチを行なうことにしました。
ストレッチは体温が38度以上にならなければ効果が無いそうですから、家で行なう時には注意が必要です。ラジオ(テレビ)体操、または庭掃除や拭き掃除など、軽く汗をかく程度に充分に体を動かした後で行なうことが大切です。起き抜けにいきなりストレッチではかえって逆効果かもしれません。
ところで、ストレッチには嬉しい効用がありました。
1年前、右股関節が炎症を起こして時々飛び上がりたくなるよう痛みが走るようになりました。その後、幸い(?)腰を痛めて2ヶ月間安静にしたところ、痛みは無くなったけれど、まるで関節が固まったような状態になっていました。
丁度その頃NHKの「ためしてガッテン」で「50肩」の特集があり、その症状【肩関節が炎症を起した後、動かなくなる】がkamokamoの股関節炎そっくりだったので「これってひょっとすると50肩の股関節バージョンでは???」と目の前が暗くなりました。しかし「痛みが無くなった後で少しずつ動かしてやると回復の可能性もあります」という偉い先生の言葉を信じることにしました。
そこで少しずつ、絶対無理をしないように股関節のストレッチを行いました。
それから苦節数カ月、ストレッチのために足裏を合わせて座る事も出来なかった状態から、まだまだ左右のバランスには欠けるものの、何とか足裏を合わせてあぐらがかける状態まで回復してきました。これは嬉しいことです。
世の中、何事も絶対諦めてはいけないなぁと思いました。
トレーニング後にお気に入りの音楽を聴きながら時間をかけてゆっくりと体を伸ばす事は、実に気持ちの良いものです。「気持ちが良い」、これが長続きのコツだと思います。それを可能にしてくれたiPodシャッフルに、感謝感謝です。
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