鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

初日の出(2021年元旦)

2021-01-01 11:44:21 | おおすみの風景
2021年(令和3年)の年が明けた。元旦の日の出は7時40分。ブログ上ですが皆様に新年の挨拶を。
明けましておめでとうございます。昨年同様よろしくお願いします。
初日の出。
我家の庭から見る日の出は、大隅半島の東側を走る標高900メートル内外の肝属山地の稜線に遮られ、実際の日の出時間より10分ほど遅れる。今日は特に稜線に掛かった横雲のためにさらに5分遅れで太陽が顔を見せた。

今朝、ウメと初散歩をしたが、周辺の畑には軽い霜が降りていた。車のフロントガラスが凍り付くような寒さではなかったが、それでもここ4日間は氷点下が続いており、日中も10℃を下回る日々である。

30日から31日にかけて、薩摩半島側では大陸から張り出してきた寒気団からの北西の風によって雪雲が覆い、鹿児島市内でも初雪が観測されたが、こちらではその雪雲がやって来なかったので降雪まではなかった。

桜島も初冠雪したらしい。去年より40日くらい早かったそうだが、去年がとんでもなく遅かったのだ。例年、桜島や大隅半島の高隈山地が雪を被るのはクリスマス寒波の頃で、今年はその寒波が5日ほど遅れて来たから、今になった。しかし高隈山は今朝の散歩中に望む限りでは、雪らしきものは見られなかった。

今年はとにかく新型コロナウイルスの感染が終息して欲しい。田舎暮らしは都会に比べたら圧倒的に三密を避けている生活なので「感染どこ吹く風」だったのだが、近隣の食堂でクラスタ―が発生したので、そうも言っていられなくなった。今度のコロナウイルスは手強い。

それでもコロナ対策が功を奏したのか、インフルエンザの流行がとんと起こらないのは嬉しい誤算と言える。両方の流行が同時に来たら目も当てられまいと心配していた。

今のところ自分の人間関係での感染はこれまで全くないが、この先もゼロとは限らない。三密用心に越したことはないだろう。

一方で東京圏の感染は止まるところを知らない。三密対策が困難な地域であるから致し方ないとはいえ、もうそろそろその「三密困難地域」自体を分散するという方向へ舵を切った方がよい。デジタルによる三密対策のみでは限界がある。新首都の建設というより首都分散の方が現実的だ。政府の英断があれば「百年の計」と言わず、「20年の計」で可能だろう。まず隗より始めよ、で、霞が関官公庁の分散から始めてもらいたい。

東京オリンピックも「分散開催」を考慮しなくてはならなくなるだろう。もっともこっちは海外の感染状況からして向こうの選手が参加できるのかと危惧されており、黄信号が灯っている。再延期はないから中止の公算が強くなってきたように思われる。

良い年になってもらいたいが、課題の多い「丑年」になりそうだ。

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