仮名日記

ネタと雑感

10月9日(土)のつぶやき

2010年10月10日 | Twitter
03:54 from web
善い政治的メッセージと悪い政治的メッセージ。どうやって区別すればいい?
11:42 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』の感想。コンゴの路上バンドを題材としたドキュメンタリー。バンドについての映画というと『アンヴィル!』を思い出すが、こちらはストレートな成功物語。 http://bendabilili.jp/movie/index.html
12:03 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 苦難を乗り越えて成功をつかもうとするバンドの姿、という構図は『アンヴィル!』と同じだが、その苦難の質が違う。メンバーの大半が身障者、というのは表面的な事柄に過ぎず、無策のまま放り出されているコンゴの貧困層の社会的状況が、かれらの背景にある。
12:12 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 不屈のリーダー=リッキーの下、数多の苦難を乗り越えて、バンドはデビューアルバムを発売。これが話題を呼び、遂にはヨーロッパツアーを実現する。胸の空くような快進撃、なんだけれど、そのめざましさが却って不安を催させる。
12:30 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 不安というのは、バンドの成功が一過性のブームに終わるのではないかということ。「身障者のバンド」という部分が注目されてしまっているように思われることもそれに拍車をかける。悲観的すぎるだろうか。
12:51 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 物語の中心人物は、リーダーである壮年のリッキーと、後から加入した10代の少年ロジェ。ロジェは、ストリートチルドレンとして登場した時点で、音楽で身を立てようという野心を抱いており、手製の一弦楽器を自在に操って見せる。
13:06 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 ロジェはすでに自分のスタイルを持っていたが、バンドへの加入によりさらに才能が開花する。バンドとの初のセッションで彼は、年長者たちの演奏に果敢に切り込んで存在感を示す。それを喜ばしげに見守るリーダーのリッキー。
13:14 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 映画では、ロジェの加入が、バンドの転機・飛躍の始まりとして構成されている。いったん四散したメンバーたちが、リッキーの下に集まって再始動しようとするときのロジェの登場シーンは、まさに勇者の帰還として描かれている。一昔前のヒップホップ風の姿が微笑ましいけど。
13:25 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 ロジェがバンドを引き継いでいく未来を暗示して映画は終わる。バンドの成功、少年の成長、師から弟子への精神の継承、という物語は美しいが、その背後に苦い現実があることを見逃すことができない。
13:30 from web
映画『ベンダ・ビリリ!』 例えばロジェの家族。バンドが成功し、金蔓になった彼を掴んで離すまいとしながら、彼の活動への理解も励ましも感謝もない。赤貧が心を荒ませるさまを目の当たりにして暗澹とさせられる。その姿がバンドの仲間との対比にもなっているのだが。
13:36 from Echofon
映画で予習したところで、スタッフ・ベンダ・ビリリ来日公演に行く。10/10はよこすか芸術劇場。 http://bit.ly/cZhquY 10/11は日比谷野音。 http://bit.ly/9TFlAA
13:39 from web
【ベンダ・ビリリ来日公演】あらかじめ物語を頭に入れてしまったので、ロジェが演奏しているだけで泣きそうになるかも知れない。でも、それは音楽による感動とは別物だということを肝に銘じておかなくては。
by kamei_diary on Twitter