KAMATA CYCLE

子供の時から自転車に乗り続けて現在でもMTBを中心に活動しています。

2016年6月3・4日 大杉谷トレッキング

2016年06月20日 20時52分50秒 | OUTDOOR

 なんとか梅雨に入る前に訪れることが出来たが明日の天気予報が昼から雨という予報の中、大杉谷へ向かう。

大阪から電車とバスを乗り継ぎ大杉渓谷登山口には12時前に到着。

登山バスは平日なのに9割は客が居たなぁ、ふぅ・・・登山口に着くまでに疲れたわ。

大杉渓谷登山口

 東屋で出発の準備をして11時57分にスタートした。

強い日差しがまぶしが今日は天気が良いなぁ。

大日嵓

 車道を歩き終わり、いよいよ本格的なトレッキングの始まりとなる。

先ずは大日嵓の側面を掘り抜き歩道となっている場所を歩く。

まるで立山連峰の下の廊下等をスケールダウンしたみたいな感じだ。

千尋滝

 水はきれいだが平々凡々な沢沿いを1時間半歩くと千尋滝がお出迎えした。

落差あるなぁ、何時も滝を見るとどこが登れるか見てしまうがここまで高いとそんなことも思わんわな。

猪ケ淵

  千尋滝から小一時間歩いたら神秘的な雰囲気のある猪ケ淵に着く。

何やら団体さんが見えるが・・・

はて?バスにはあんな人数乗って無かったよなぁ。

あ~登山口に向かうバスに乗ってる時にレンタのバスが交差してたなぁ、あのバスの人達か!

追い付いて挨拶すると、「わしら遅いからここで十分休憩してや!」とリーダーらしき人が言った。

はぁ?と思ったがこの景色は確かにもっと見ていたいので、休憩を取った。

休憩していると、登山口からここまで前を歩いている私達より少し年配の夫婦と後ろを歩いていた初老の男性と一緒に休憩をして話し合った。

ニコニコ滝

 長い休憩で疲れもとれたので再び歩き始める。

直ぐにニコニコ滝の展望台に着くと年配の夫婦が居り少し話した。

私達が出ようとすると初老の男性が来て少し話をして歩き始めた。

平等嵓

 平等嵓に着くまでに先程の団体さんを早くも抜き去り山小屋を目指す。

この頃になると、年配の夫婦と初老の男性と仲良く歩き抜きつ抜かれつの繰り返しとなった、

そこに一人の若い女性がいつの間にか混ざっておりこの女性は山小屋の人で週末に向けて山小屋に入る為に向かっていると言っていた。

 なんか焦げた匂いがするなぁと思っていたら今夜泊まる山の家が見えて来た。

桃の木山の家

 17時頃に着くのかな?と思っていたが15時半前に山小屋に入る事が出来た。

相方も良くこのペースに着いてきてくれたな。

山小屋に入ると当然のように、年配の夫婦が手続きをしている。

私達も手続きすると、個室がまだ空いていると山小屋の人が言ってきた。

確かにあの団体が大部屋なら煩いかもしれないし・・・どうしようかな?

すると年配の夫婦も個室を頼んでいたので私達も個室にすることにした。

年配の夫婦は4人部屋の個室で2000円でしたが私達は5人部屋で2500円と少し高くなってしまった。

山小屋に着く前に抜いておくべきだったか・・・

 15時半から男性はお風呂に入れるので早速入りに行くと、年配の夫婦の男性の人とまた一緒になった。

一番風呂をこの人と一緒に入り色々と話をして出る頃には脱衣所は人だかりとなり服を着るのが困難な状態となっていた。

パンツを履いたらとりあえず廊下に出てそこで着替えをした。

女性の方は16時過ぎから入れるのだが先程の団体が山小屋に到着していて既にお風呂にはいる行列が出来ていると言って急いで入りに行った。

晩御飯はカレーライスだった・・・おかわり出来ない・・・残念。

七つ釜

 朝6時に山小屋を出発して直ぐに名瀑100選の七つ釜滝が見えて来た。

滝が見えやすい場所に着くと昨日の年配の夫婦がまたしても私達の前を歩いていた。

挨拶をしていると後ろから初老の男性が・・・皆で昨日の再現ですねと言いあった。

ササユリ

 本当にペースの合う3組で抜きつ抜かれつを繰り返しても離されることが無かった。

与八郎滝

 与八郎滝まで来るともうじき渓谷歩きも終わりなんだなとなんか寂しい気もするなぁ。

堂倉吊橋を渡ると去年堂倉谷沢登りで入渓していった場所に出た。

去年は増水していてたいへんやったなぁ。

堂倉滝

 堂倉滝吊橋を渡った所で休憩をした。

やはり去年の堂倉滝とは水量が違いすぎる。

相方がツアーで来た時はここでガイドさんが直で沢の水を飲んでも大丈夫!的な風に言ってここの水を飲んだらしいが・・・私には無理や。

日出ケ岳山頂

 堂倉滝の後は急な斜面を黙々と登り避難小屋まで頑張ったなぁ。

避難小屋で休憩して日出ケ岳を目指し歩き続けた。

ひさしぶりのトレッキングで大分と疲れが溜まっていたが残りの力を振り絞り山頂へ到着。

やはり年配の夫婦が少し早く着いており、これまた同じように、後から初老の男性が到着した。

これまでの健闘を称え合い奇妙な馴れ合いはそこで終了となった。

私達は山頂は風が走るので少し下った展望台で、山小屋のチマキのお弁当を食べて駐車場を目指して下山した。

大台ケ原駐車場

 年配の夫婦はバスの時間までまだまだあるので大蛇嵓まで足を延ばすと言って大蛇嵓の方へ歩いて行った。

私達はビジターセンターへ下山し、食堂で2時間休憩の後、バス停へ向かう。

するとまたまた3組が揃い・・・なんとも言えない奇妙な関係を楽しんだ、バスが出るまで談笑してバスに乗って大和上市駅へ向かう。

バスに乗っていると杉の湯を通る時に、クライミング仲間が川上村で沢登りの後に川上村のコテージで1泊ると聞いていたので、

ここで降りたら宴会に参加できるなぁと邪な考えが浮かんでしまった。

 未練が残るが相方に話す勇気も無く杉の湯前をバスが過ぎて行った。

※DATA 3日:大杉渓谷登山口11:57-大日嵓12:04-千尋滝13:33-猪ケ淵14:12-ニコニコ滝14:28-平等嵓14:40-15:15桃の木山の家

       4日:桃の木山の家6:00-七つ釜6:26-与八郎滝7:16-堂倉滝7:51-日出ケ岳山頂11:07-大台ケ原駐車場12:14


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