万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

スターワンダー

2011-09-17 19:40:16 | 万華鏡ブログ

前回ご紹介したマイケル・コリアさんの「トリオ」に続いて、同じスタイルで発表された新作をご紹介します。
アイピースやオブジェクトセルに使われている新しいパーツが、クローム仕上げのアクリルであることから名づけた「クロームシリーズ」には、ほかに2ミラーシステムの「スターワンダー」と3ミラーシステムの「インフィニティー」があります。

トリオと違ってこのどちらも先端のオブジェクトセルが気持ちよく回転します。 先端のセルが回転するということは、筒全体を回す必要がなく、覗きやすさ、楽しみやすさにつながりますので、万華鏡を選ぶひとつのポイントになります。 材質や造りによって、すべての万華鏡が同じようにオブジェクトセルを回すことができるわけではありませんが・・・

この「スターワンダー」をのぞいた時、一番印象的だったのは、迫力あるダイナミックな映像の動きでした。オブジェクトがオイルの中で大きく動くことができるからでしょう。
ガラス、ポリマークレイなどに混じって、何種類かの貝がらも見えていますね。

白いくちゅくちゅしたオブジェクトは、マイケルさんの代になって、登場しました。

かなり大きなオブジェクトセルなので、大きめのオブジェクトも入っていて、しっかりと存在感を示します。メリハリがつきますね。

横から強めの光を当てると、反応して輝き、陰影も増して、また違った雰囲気の映像になります。黒い背景の万華鏡には、光に反応するオブジェクトを使っていると輝きが生まれ、映像の魅力が増しますので、多くの作家さんが取り入れています。もしそんな万華鏡をお持ちでしたら、ぜひお試しくださいね。

最後になりましたが、筒の部分には前回のトリオでもご紹介しましたポーラ・ナーデルスターンさんのオリジナルデザインの生地を使っています。
模様の名前はDreamscape(夢のような情景という意味)だそうです。
クローム仕上げのパーツとよく合っていて、クラシックにもモダンにも見える外観のデザインですが、日本人の皆さんには、どんな印象があるでしょうか? ぜひお聞かせください。

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