万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

新しいトリオ

2011-09-12 17:57:55 | 万華鏡ブログ

Contemporary Kaleidoscopes (現代の万華鏡)というキャッチフレーズのもと、基本には忠実ながら、映像デザインや外観のデザイン、品質へのこだわりを見せるコリア・カレイドスコープス工房から、「Trio (トリオ)」がヴァージョンアップして戻ってきました。

万華鏡キルト作家として有名なポーラ・ナーデルスターンさんが自らデザインした布地を筒に巻いています。 彼女は万華鏡のキルトをデザインするためにカットする布地までデザインしてしまうすごい人です。 もちろん万華鏡映像からインスピレーションを得てキルト作品を制作なさるのですから、万華鏡が大好きな方です。(2009年9月15日、2010年1月27日のブログでもご紹介しました。) 
また彼女の作品をプリントしてリキッドサスペンションシリーズに加えたキャロリン・ベネットさん(2006年7月10日、2006年12月17日)、また彼女の作品をガラスオブジェクトでイメージしたペギー&スティーブ・キテルソン夫妻の万華鏡も2010年2月21日にご紹介しました。

トリオという名のとおり、3つのミラーシステムがひとつの万華鏡に組み込まれています。
覗き口とオブジェクトセルの部分はクローム仕上げのアクリルで、現代的な感覚のデザインとなっています。

まず3ミラーシステム。 オーソドックスなミラーシステムですが、オブジェクトの面白さ、バランスの良さで、変化も大きく、色彩鮮やかな映像展開です。 オイルセルなので、ゆったりとした流れも楽しめます。

次は2ミラーシステム。 くっきりと鮮やかな6ポイントの映像。

そして 最後はマイケル・コリアさんがVortex Tunnel (渦巻きのトンネル)と呼ぶサークルミラーシステム。 映りこんだオブジェクトの色が立ち上ってくる映像です。 
3つとも同じオブジェクトセルから生まれているのが、不思議なくらいですね。

コリア工房は、生活の中でいつもそばにあって気楽に楽しめる作品を製作していますが、そのことを多くの人に知ってほしいと願っています。 現代的な材料を使い、気取らないけれど高品質で、誰もが楽しめて、きっと嬉しくなる万華鏡です。手に取る機会がありましたら、ぜひ覗いてみてくださいね。

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