4月21日から27日まで、東京駅近くの丸善丸の内オアゾ本店のギャラリーで開催中の「魅惑の大万華鏡展」にお邪魔しました。ギャラリー・ヴィヴァンさんによる恒例の万華鏡展です。日本人の新進作家さんたちの作品がたくさん拝見できるのは、国際万華鏡協会展を主催なさってきたヴィヴァンさん(国際万華鏡協会)だからこそ。
今日はその中から、とても日本的な作品で、2009年技能賞を受賞なさった大塚新子さん・友子さんの「源氏物語」シリーズをご紹介いたします。
今日はその中から、とても日本的な作品で、2009年技能賞を受賞なさった大塚新子さん・友子さんの「源氏物語」シリーズをご紹介いたします。
デコパージュという技法で飾られた筒は艶やかで華やかな色合いで、5本が美しい台に並べられていると、その空間が平安時代にタイムスリップしたよう。トータルな作品として展示されています。立体感を感じる筒の模様はどれも丁寧な作りで、一つ一つの作業を積み重ねながらの制作は、とても時間がかかるそうです。
内部の映像も、それぞれの世界を演出しています。
ミラーの組み方もとてもきれいで、華やかな外観にふさわしい色模様を見せています。
新しい都会のイメージに生まれ変わった丸の内だからでしょうか。和の万華鏡がことさら印象的に思えました。