喜多里加さん・小嶌淳さんの「天気輪の柱」から映像写真をもう一枚。
レクタンギュラーミラーシステムは四角柱のように組んだうち、3枚が鏡になっているもので、折り返した模様がずっと長く連続していく映像になっています。小嶌さんの作品には割合と多く見られるミラーシステムです。残りの一面にも少し反射する素材を使っていて、周辺部を映りこむオブジェクトの色合いに染めています。
小嶌さんのオブジェクトは、光を受けた時の輝き方がきらきらするものや、ぼーっと光るものなど組み合わせて影と光の陰影を味わうような映像だと思います。