万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

ランディー&シェリー・ナップ夫妻の万華鏡

2006-05-22 18:57:41 | 万華鏡ブログ
今日はいつもとはちょっと変えて、作家さんの笑顔もお届けすることにします。日本でもとても人気のあるランディーとシェリー・ナップ夫妻です。最近彼らが作っているのが動物の革(皮)を巻いた万華鏡です。革は手に馴染むので持ちやすいのですが、色や質感については好みの分かれるところでしょう。左側にあるのがスティングレイ(あかえい)の革で、お財布やハンドバッグなどに加工されたものを見たことがあります。真ん中にある白黒の2本がトカゲの皮を使ったもの、右側にあるのが蛙の革だそうです。(横向きのものは木製で、また次回にご紹介します。)中の映像はシェリーがバーナーワークで作り出すガラス細工をオブジェクトとして、パステル調の色合いやブライト(明るくはっきりした感じ)な映像を生み出し、彼ら独特の世界を演出します。鏡の角度を考慮して、オブジェクトの大きさ、形、組み合わせなど十分に吟味してあるので、彼らの万華鏡はいずれも映像のバランスが素晴らしく、長い間持っていても品質の劣化が非常に少ない、まさにコレクター向けの作品が多いのが嬉しいですね。今回のコンベンションでは、万華鏡クラスを担当し、私のような初心者にも丁寧に教えてくれて、感激でした。ナップ夫妻が自ら準備したキットは、先端部が回転するタイプで大変良く作られていました。そしてオブジェクトにはシェリーの手作りのガラス細工やきれいなビーズなどが用意され、選ぶのに困るほどでした。難しいところではずいぶんと作家さんに手伝ってもらったので、この万華鏡は自分で作ったとは言えないけれど、私の宝物になりました。
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