鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

越中八尾 曳山祭。

2009-04-30 | 八尾だより。
5月3日(日)は八尾の曳山祭です。
今頃、山車をもつ6つの町
(正確には4つ、2基は曳山会館内展示)では組み立てもすみ、
明日1日に行われる調曳きを待つだけでしょう。

今年は西上りの巡幸となるため、お昼ごろから1時間あまり、
店のある上新町の通りに、きらびやかな山車が6基並ぶ年です。
初夏の陽光をあびてキラキラ輝く山車は、かつての隆盛の象徴。
戦前あたりまでは、お祭りにかかる費用一切を、
持ち回りで各町1軒の家が担っていたというから驚きです。

八尾の曳山祭の見どころは、江戸時代に彫られた絢爛豪華な彫刻と、
夕闇にうかぶ幻想的な宵山という、山車が二つの顔をもって楽しめるところ。
そして凛々しい法被姿の男衆が息をあわせ、狭い路地や坂道を曳きまわすところ、
鏡町の子供たちの獅子舞、地方の三味線と唄などあげられるでしょうか。

曳山にしろ、おわらにしろ、
みごとな統制で執り行われる祭りの姿に、
いつも感銘をうけます。

今年は一人で店番!!
(オーナーは同行二人の四国遍路に出かけました・・・)

ゴールデンウィーク、お時間のある方、
新緑の八尾にどうぞお越しください。

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