鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

梅仕事。

2014-07-03 | 台所と酵母くん。
今年も梅仕事を楽しんだ。

楽しんだ、と言えるくらいの2キロだけ。

白梅酢ほしさの梅干し、

夏に美味しい梅シロップジュース、

小さな小瓶に1粒だけいれた梅酒。


これで今年の梅仕事終わらせようって思っていたのだけど、

デパートの地下で地元産の梅が安く売っていたのをみて、

もう1㌔だけ、買おうかどうか小さな悩みを抱いている。

梅雨は、庭からもいでいる人が心底羨ましくなる季節。


梅仕事 その2

2013-06-30 | 台所と酵母くん。
今年の6月は隔週で遠方に出かけたため、

梅仕事の真髄、梅干しを漬けませんでした。

そんなことがすこし負い目になりまして、

スーパーで梅をみかけて梅を購入し、梅シロップを仕込みました。

わたくしは少し発酵するまで梅をいれておくせいか、

うちで作ったものは、「ただ甘いだけの梅シロップじゃない美味しさがある」

と自画自賛で思っています(笑

7月13~15に予定しているかたかご庵の企画展でお出しできそうです。

どちらも、どうぞお楽しみにお待ちください。


企画展はこちらをご参照くださいませ




季節の台所仕事、梅仕事。

2013-06-13 | 台所と酵母くん。
5月下旬に参加させていただいたアースデイいしかわは、
茅葺きに関心をよせていただくよい機会になりました。
大変ありがとうございました。次につながっていくといいなあと思っています。
詳細はこちら、茅文研のブログにどうぞ。


さて・・・、北陸地方は梅雨にも入らず、毎日かんかん照りです。

今日の新聞にも梅雨はまだだが梅は出回るとありました。
そう、今年もまた梅仕事シーズンがやってきました。
先週9日に小梅1キロを手に入れる機会があったので、
はじめてカリカリ漬けをしてみました。



水に1~2時間浸してえぐみをとり、ヘタをとる。
さて、ここであれ?となる。
小梅なのでヘタをとる量が多いではないか・・・。
誤算でした。モクモクとヘタを取ること20分。

それから水気をとり、
リカーをかけて沖縄の荒塩で圧をかけながら塩をもみこむこと5分。
小梅はきれいな翡翠色になりました。



それから消毒した瓶に移して、
カリカリの元となる薄皮をとったガーゼに包んだ卵の殻もいれ、
あとは1日2~3回天地を返していきます。

1キロのうち700グラムをカリカリ漬けにし、
残りは砂糖漬けにしてみました。
9日の夜に仕込んだので、今週末頃から味わえるでしょうか。

普通サイズの梅もそろそろ求め、
梅干し、梅シロップもしなくちゃね。





う、う、梅が~。

2012-07-19 | 台所と酵母くん。
今年も梅酢ほしさに梅干しをつけました。

しかし、昨夜のこと。

来週あたり干せるかなあと梅のようすを見たところ、

う、う、梅に、カビがっ。

梅干し歴はまだ5年ですが、カビが生えたのは初めて!!

悔しいぞ。


3日前にフェーン現象で38度にもなったあの日がきっと、

このカビを、産んだのね。


幸いなことにカビは1個だけ、5ミリほど生えていた。

しかし、梅酢が濁ってしまっていたため梅酢を処分。

WEBで調べると梅酢を煮沸してアクをとればいいとするものもあったが、

何だか気持ち悪いので。


取り急ぎ応急処置をして今朝梅を干し、

今日は焼酎で消毒、

昨年の梅酢をかけて様子見です。


梅よ~梅~。


マイ醤油、できました!!

2011-09-07 | 台所と酵母くん。
出勤前に試しに搾っていったもろみくん。
帰宅して確認すると、ぽたぽたと搾れたお醤油を確認。
よしよし、このまま作業を進めていきました。

本来、醤油屋さんでは厚手の木綿袋にいれたもろみを、
圧搾機でじわ~と搾っていきますが、
ここでは量も少ないので、
コーヒーフィルターとドリッパーで行っています。
フィルターから滴り終えたあとのもろみを、
もう一度もろみの中の大豆を潰すような感じで
ギュッとフィルターごと搾ってみました。

そんな作業を4回ほど繰り返し、
約500mlのもろみから350mlのお醤油ができましたよ!!
私は参加者のyukariさんともろみを半分にわけて持ち帰ったので、
作れたお醤油の量は少ないですが、
たぶんほかの方々は700~800mlは搾れるはずです。

時間のある方はさらしの布を袋状に縫って、
搾ればいいでしょう。

瓶詰め後70℃で30分間湯煎して殺菌すれば、
長期保存ができる醤油のできあがり。



色が薄いのは、市販のお醤油とちがって、
カラメル色素などが入ってないせいや、
熟成をもう1年かけるとちがってくるようです。
肝心の味はというと・・・・、
かなりしょっぱ~い(笑
低血圧の私にはいいか。

味はともかく、1年間楽しませてもらいました。
麹菌万歳。醗酵万歳です。


マイ醤油♪

2011-09-07 | 台所と酵母くん。
昨年、こまちなみフェスタのプレイベントで企画した
「世界に一つ、マイ醤油作り」。
何を隠そう、お醤油の町・大野町にいるんだから、
ぜひお醤油を作ってみたいとまず自分が思っての企画。

去年の10月に仕込んで、ほぼ1年。
大豆、麦、塩、水に酵母を仕込んで、こんな状態。
見た目はあまりよくありませんが、
お醤油のよい香りがちゃんとしています。



教えてくださった大野醤油醸造協業組合のMさんから、
もうそろそろ搾っていいよとアドバイスをうけ、
今朝、セッティングしてきました。
醤油を搾るのに使うのはコーヒーのドリッパー。
ポトリ、ポトリ、琥珀色のしずくが落ちて、
ああ、いい香り。



元気にぶくぶく醗酵しだした春から夏にかけては、
生命ある生き物を飼っている感覚もあって面白かったです。

こんな貴重な体験をできる「世界に一つ、マイ醤油作り」を、
実は今年も10月2日に行います。

詳細は大野こまちなみフェスタブログへ!
定員は10名ですでに3名様からお申し込み済みです。
お早めにどうぞ!





お醤油の元。

2010-11-05 | 台所と酵母くん。
10月17日におこなった「マイ醤油づくり」のその後。
茹でた大豆、炒った小麦に塩水、そして麹菌が入ってぶくぶく。

まだ大きな変化はありませんけれども、
暖かい日には蓋がほんの少し持ち上がっていて、
この中で麹菌が生きて働いていることを実感します。
約10ヶ月後、来年の9月の終わりごろには全てが溶け合い、
もろみに変身しているはず。
そうしたら一晩かけてフィルターで濾して、
マイ醤油がようやく完成です。

まだまだ道のりは先ですが、参加された皆さんで集まって、
聞き醤油もまた楽しいかなと考えています。


ブラックベリージャム。

2010-08-11 | 台所と酵母くん。
富山の堅香子の裏庭には、
イチジク、ブルーベリー、ブラックベリーが植えてあります。
先週久しぶりに行った帰り、ブラックベリーの実をもらってきました。
生食するには量が多かったので、ジャムにしました。

ブラックベリーにはコツコツした種があります。
まず初めにブラックベリーを火にかけて、
実からジュースを取り出し、裏ごしします。
すこし面倒な作業ですが、これをしないと舌触りがよくないのです。



この裏ごしして摂れた分の重さを量って、
その8掛けくらいの分量の砂糖を加え、火にかけます。

15分ほどたったころから、泡の立ち方が変ってきます。
火をいれすぎると固い仕上がりになりますから、ここは注意。
ころあいを見計らって火を止め、レモン汁、
あれば香りつけにコアントローを少し。
煮沸したガラス瓶にうつして完成です。

正味1時間20分の作業、楽しかった~♪




今年の梅仕事。

2009-08-05 | 台所と酵母くん。
7月の七夕しつらい遊びを終えたあと、
今年も梅仕事をしました。

今年ははりこんで、
和歌山の梅農園から南高梅を注文して作りました。

梅酒、梅ジュース、
そして梅干しには不向きとありましたが梅干しも少々。

梅酒と梅ジュースは順調に漬け込み、
梅ジュースは先日の企画展のときにもお客様にお出しして、
残りはもうわずか。

しかし、問題は梅干しです。
お天気がずっと雨続きだったから、
なかなか梅を天日に干せないままで、もどかしい!!

来週こそ、干せるといいなぁ。