鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

9月/10月スケジュール覚書き。

2011-08-31 | 日々のこと。
覚え書き。


9月1~3日  風の盆@八尾

9月10日・11日  能登上布織り体験@能登上布会館

★9月14・21・26 某コンクール北陸3県

9月17日または18日 彦根市男鬼 
 
9月23日・24日  月見のおわら@八尾


10月2日  大野こまちなみフェスタ プレイベント
       「マイ醤油づくり@直源醤油」お世話

10月8日  大野こまちなみフェスタ プレイベント
       「十三夜のしつらい&お茶時間」実施
10月9日  2011町家巡遊&大野こまちなみフェスタ  

10月8~10日  坂のまちアート@八尾

★10月27日~30日 某コンクール全国大会@札幌

(その他願望)
酒井抱一展@姫路
MIHOミュー等の神仏います展@滋賀

企画展、行うとしたら11月か。

毎年のこと。

2011-08-23 | 日々のこと。
職場主催の電話応対コンクール。
季節はめぐりまたまた開催です。

今年度は全国大会が札幌市であるため、
天候を配慮して例年より1ケ月早く実施。

そのため各地方大会も1ケ月早く繰り上げられ、
今まさにその最中(もなかじゃないよ)。

昨日は七尾市で能登ブロック大会があり、
明日は金沢市で加賀ブロック大会。
あとは半月のインターバルののち
9月半ばに石川県県代表選考会。
そして10月下旬に全国大会でエンド。

私的には9月はおわら風の盆、月見のおわら、
10月は町家巡遊、坂の町あーと、
冬になれば茅刈り・・・。
訪ねたい展覧や土地、
体験したいことなど組みこんでいくと、
このぶんじゃ、またあっという間に1年が終わる予感。

繰りごとが変わらずにあることを
今年ほど有難く思うことはないけれども。。。






おわら風の盆、まもなく。

2011-08-19 | 八尾だより。
明日20日から風の盆シーズン。
20日~30日は前夜祭、9月1日~3日は風の盆です。

震災の影響で、ツアーの数が激減。
ずいぶん静かな風の盆になりそうですが、
もともとは地元の方々の祭礼。
風を鎮め五穀豊穣を祈る。
そんな本来の姿が垣間見られるのではないでしょうか。

毎年、うちの小さな八尾の店にも、
おわらと骨董の大好きな東北のお客さまがお出ででした。
ふらりと風の盆のときだけに現れて
また来年ね~とお別れする。
お互いに名前もうかがわずにおりましたが、
今年もお会いできると信じています。


前夜祭午後8時~10時 雨天中止

★印=開店予定
土日は午後3時~10時 平日6時~10時

★8月20日(土) 諏訪町・上新町( 諏訪町通り・上新町)
★8月21日(日) 西町 (西町通り)
★8月22日(月) 鏡町 (鏡町通り)
8月23日(火) 天満町(天満町通り)
★8月24日(水) 東新町(若宮八幡社広場)
8月25日(木) 東町 (東町通り)
8月26日(金) 下新町 (下新町通り)
★8月27日(土) 西新町 (西新町通り)
8月28日(日) 今町  (今町通り)
★8月29日(月) 上新町 (上新町通り)
8月30日(火) 福島 (ふれあい広場・駅前通り)

風の盆
9月1日~3日
開店予定は正午~午前零時

倶利伽羅さんの万灯会へ。

2011-08-16 | 日々のこと。
お盆休みいかがお過ごしでしたか。
まだお休みの方もいらっさるでしょうね。
私は9月初旬にお休みをもらいたいため、
お盆休みは土日をいれて3日だけに留めました。

昨日15日は倶利伽羅不動寺の西の坊鳳凰殿でおこなわれていた
万灯会へ初めて行っていきました。
先日、四万六千日で横笛を吹いていらっしゃった羽柴さんに
教えていただいたものです。

倶利伽羅不動寺のある津幡町竹橋は、
父方の祖母の里があったところで、
小学校低学年まで旧盆には訪ねていた懐かしいところです。

森本にある祖父母のお墓参りを済ませてから向かい、
倶利伽羅に着いたのは午後6時ごろ。
鳳凰殿前の大心池の周囲には、
蓮の葉を模したお盆に蝋燭の明かりがゆらめき、
それを眺める人々の姿が汀にありました。



境内には東日本大震災の献花台もあり、
一輪お供えさせていただいたり、灯明も一つ捧げたり。



二胡、そして羽柴さんの横笛を聞きながら
藍色に移り変わっていく空を眺める。
鳳凰の明るい気が満ちている気持ちの良い場に、
たくさんの御霊がさきわっているように思いました。



灯の一つ一つにこめられた思い。
とても厳かでした。

四万六千日へ。

2011-08-09 | 月と旧暦と。
今年の8月8日は旧暦7月9日で、
卯辰山にある観音院では四万六千日の法要が執り行われており、
仕事帰りに寄ってきました。
9日は観音の縁日で、この日にお参りすると
4万六千日お参りしたことになります。

昨年は8月18日にあり、
実家の父と東京から帰省していた姉との3人でいき、
厄除けのトウモロコシをいただいてきました。
あの日はメール誤送事件があり凹んだ日だったなあ(苦笑
今年も父を誘いましたがつれない返事だったので
一人気ままに向かいました。



橋場町から交番の角を曲がって東へまっすぐ続く道が
観音院へ通じる道で旧観音町。
古いつくりの町屋も残る筋は人の暮らしを感じられるいい道です。
「ひもじいわいのー」と卯辰山に上って
庶民の窮乏を訴えた7人を鎮める七稲地蔵さんの前をすぎれば
もうすぐ観音坂です。
観音坂にはすでに階段の一段一段に蝋燭が灯されて、
御詠歌の音も次第に大きく聞こえてきます。



いつだったかの年、もう3~4本しかトウモロコシがなく、
ぎりぎり間に合ったことがあったので今年も心配していましたが、
何とか間にあい、無事に買い求めることができました。



噴出してくる汗を抑えながら堂内に上がると、
御詠歌にまじって笛の音色がすぅっと聞こえてきました。
音を辿って目でおうと60才半ばくらいの方が
須弥壇の横の方で一人吹いていらっしゃる。
御詠歌は残念ながら録音された音で、
そのなかに人の息遣いのする笛の音はとりわけ
胸に響いてくる音でした。

珍しいこともあるものだと思いながら、
護摩供養の護摩木に家族の分と友人知己の分の名前と年齢を書き、
無病息災、家内安全などの焚き上げをお願いしてきました。
ちょうどそこにお寺の奥さんが通りかかられたので、
笛を吹いていらっしゃるのは何方ですかと尋ねると、
うちの信者さんなんですけど今年初めてのことで・・・と。

へぇと思いながら須弥壇横に並ぶ信者のかたが預けられている
いろんな仏様たちに(不動明王、大日如来、十一面観音などさまざまおわす)
手をあわせているうちに、
笛の音がやみ一休みに入られたご様子。
私と同じようにこの方の笛に惹かれた方がもう一人おいでたので、
その方とご一緒にあれこれ親しくお話をさせていただき、
連絡先を交換させてもらいました。

笛の方は地元で笛を教えている羽柴さんという方で、
新聞社の文化センターでも笛を教えているのだとか。
今度8月15日に倶利伽羅不動寺の万灯会で笛を吹くので
よかったらどうぞとご案内をいただきました。
実は倶利伽羅不動寺のあるところは父方の祖母の里でもあり、
なんだか不思議な縁に驚きました。
こういうのを観音様のご縁というのでしょうか。

せっかくなので誰かを誘って
聴きにいけたらなあと思います。
東北の慰霊祭も行われます。

倶利伽羅不動寺 万灯会


追記)
この日、観音院のご本尊・十一面観音もご開帳され、
拝することもできました。
(と言いながら年代は江戸期かなと鑑賞するワタクシ。)