鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

お醤油スィーツコンテストに、応募しませんか♪

2010-08-30 | イベント、お知らせ。
かたかご庵のある金沢市大野町はお醤油の5大産地の一つ。
今年は全国醤油サミットの会場にもなり、
「おしょうゆスィーツコンテスト」を
実施することになりました!!

お菓子作りが大好きな方、参加してみませんか。
醤油ソフトを超える、美味しくて幸せな気持ちになれる
レシピをお待ちしています。
詳細は以下に~~♪

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大野こまちなみフェスタ&第4回全国醤油サミット記念企画

醤油ソフトクリームに次ぐ、スイーツ新商品を大野町に・・・・

おしょうゆを使ったお菓子のレシピを大募集!!

和菓子でも洋菓子でもあなたのオリジナルレシピをどんどんお寄せ下さい!

 グランプリ 1名様 大野町特産品と商品券 1万円分
 優 秀 賞 3名様 大野町特産品     5千円分
 特別フェリシモ賞 1名様 フェリシモ商品

◆応募方法 メールまたはFAXにて必要事項をご記入の上ご応募ください。 (1人何点でも可)    
★3日以上たっても受付のご連絡がない場合は事務局までお知らせください。

①お名前・ご住所・電話番号・E‐Mailアドレス

②レシピ お菓子名・調理手順・お菓子に関するコメント(お菓子のポイントやアピールポイント等)
レシピ完成時の写真(2枚まで)またはイラスト
食材・分量・作り方・召し上がり方などは、できるだけ詳しくご記入ください
*入賞レシピの使用権は主催者に帰属します。

◆応募締切  平成22年9月30日

◆試食会・表彰式 

日   時  10月24日 16時~18時 
場   所  もろみ蔵 紺市醤油工場
選考審査員  つぐまたかこ氏(フードコーディネーター)、ほか関係者
試 食 会  レシピをもとにこちらで料理いたします


□応募はこちらから□
メール konichi.1@aurora.ocn.ne.jp  FAX 076-267-2165


主催 大野こまちなみフェスタ実行委員会  
お問合せ 事務局 紺田 076-267-0121
後援 北國新聞社  
協力 フェリシモしあわせの学校

10月24日、試食会と審査・表彰式を行いますが、
一般の方先着30名さま(予約可)もご参加(無料)頂けます。
どうぞお気軽にお越しください。

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かたかご庵も陰でイベントの応援をしています。
応募締め切りまで1カ月、どうかふるって応募くださいませ♪

秋風ふいて。

2010-08-29 | 日々のこと。
空が日増しに高くなってきましたね。

昨夜は八尾の店のある上新町が前夜祭でした。
土曜日ということもあって、今年の前夜祭中、
一番の人出があったようです。

今年も異様に大きなレンズをつけた1眼レフカメラをもった中高年の方々が多く、
案の定、静かに見ている人と小競り合い。
踊り子にはフラッシュ攻撃、
入っていけないといわれる中にはいってカメラを向ける。
そんな風にして人に迷惑をかけてまで撮って
コンテストにでも応募するんですかねぇ。
ハリセン片手にその後ろ頭を張り倒せたら、
どんなにすっきりすることか。
どうか、礼節をもって観光、撮影をお願いします。

さて、前夜祭も残る二日になり、風の盆も本番まぢか。
1日には尼崎からは助っ人、白子ちゃんが今年も来てくれる♪
半ば強制的に誘って今年でもう6年目になりますね。
よろしくお願いでございます。
2日にはかたかご庵の暖簾を作ってくださった、
染織家の一甲さんと一藍さんも兵庫県吉川からまた♪♪
この三人さまは、八尾の店の準構成員(笑)。
東京のSTRAUSSさんらも、まもなく昇格か。

皆さんにお会いできることも、おわらの楽しみです。





四万六千日。

2010-08-24 | 月と旧暦と。
先週8月18日は旧暦7月9日で観音の縁日。
この日にお参りに行くと、四万六千日お参りしたことになります。
いってみればスーパーのポイント3倍セールのような日でしょうか。

今年は帰省していた姉と父と3人で行くことになり、
勤務先まで車で迎えに来てもらい、
卯辰山の観音院までお参りにいきました。

実はメールを誤送信したのがこの日で、
ことの顛末を車のなかで話すと父と姉は大笑い。
父なぞは「道理で顔が引きつっていた。お前はクビだな」と実に面白がりまして。
人の不幸は蜜の味?

そんなこんなで観音院。
ご祈祷済みの厄除けトウモロコシも頂き、
お札も書いて護摩を焚きあげてもらってきました。
トウモロコシは一年間、玄関先に吊るしておき、
来年の四万六千日に新しいものと交換です。

しばらくはこのトウモロコシを見るたびに、
色々と思い出しそう。
自戒します。






ヒーハー!!

2010-08-21 | 日々のこと。
朝夕はさすがに秋の気配。
すこしだけしのぎやすくなってきました。


頭の中がぐちゃぐちゃしています。

職場の仕事、おわら、町家巡遊の企画あれこれ、フェリシモの秋冬企画。
こういうときこそ呼吸を整え、すべてを俯瞰してだね。

メンドウなことに、
職場で上長を批判したメールを
当の本人に送ってしまうミスを犯しました。
話しかけても私と目をあわさない、返事も小さくあるかなしか(苦笑)
スカッと怒らず、メンドウクサ~イ。
私の批判が的を得すぎて、傷つけたなあと思います。
そこは申し訳なくおもうのですけれども。
彼の性格からいうと、一生根に持たれます、ワタクシ。
で、そのあたりの逡巡を意味なく
『ヒーハー!!』と叫ぶとすっきり。思わぬ効用です。
ヒーハー、なかなかいいですよ。


今日は町家巡遊の企画の詰めを午前中にサクサク進め、
それから八尾へ出発。
今宵は鏡町、明日は天満町。

心ウキウキ行ってきます。



追記)
体調のこと、ご心配をありがとうございました。
ここのところ暑さもあって逆に調子が良いです。
体重も1キロだけですがプラスになり嬉しい。
ともかく冷やさず、
膵臓あたり以外はお腹をあたためるよう養生します。


複雑な気持ち。

2010-08-16 | 日々のこと。
先月20日、健康診断を受けていました。
血液検査、尿検査、心電図など通常の検査項目に加え、
胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんも一通り。

というのも、昨年末から3月にかけて、
数年ごしの腹痛(違和感)がまた特にひどく、
食べると苦しかったり痛かったりで、食べないほうが楽。
気が付くと3~4キロ痩せてしまい、
減り続ける体重に恐れすら覚えていました。
(この時点で医者に行けよと、書きながら思ふ)

そして先日、結果の入った封書が届きました。
30分ほど机の上においた封筒を遠まきに見ていましたが、
見るしかない。意を決して、こわごわ開封。

何枚も書類があって、どれ、なによ、と目を皿のようにして見ていくと、
結果は、異常なし、ですと。
またしても、であります。
(またしても、というのはこういうこと

この痛みや違和感とは、
お友達として付き合うしかないのでしょうか。
喜んでいいのだろうけど、実に複雑な気持ち。

とりあえずは気持ちを切り替え、
風の盆、町家巡遊、フェリシモの講座なんぞ
秋にむけてにひた走ります。

ブラックベリージャム。

2010-08-11 | 台所と酵母くん。
富山の堅香子の裏庭には、
イチジク、ブルーベリー、ブラックベリーが植えてあります。
先週久しぶりに行った帰り、ブラックベリーの実をもらってきました。
生食するには量が多かったので、ジャムにしました。

ブラックベリーにはコツコツした種があります。
まず初めにブラックベリーを火にかけて、
実からジュースを取り出し、裏ごしします。
すこし面倒な作業ですが、これをしないと舌触りがよくないのです。



この裏ごしして摂れた分の重さを量って、
その8掛けくらいの分量の砂糖を加え、火にかけます。

15分ほどたったころから、泡の立ち方が変ってきます。
火をいれすぎると固い仕上がりになりますから、ここは注意。
ころあいを見計らって火を止め、レモン汁、
あれば香りつけにコアントローを少し。
煮沸したガラス瓶にうつして完成です。

正味1時間20分の作業、楽しかった~♪




インセプション。

2010-08-09 | 日々のこと。
クーラーなしのかたかご庵。路面に面した1階にはアスファルトの熱気が塊で押し寄せてきます。

先日あまりの暑さに涼しくかつ娯楽のあるところへ行こう!ってなわけで映画館へ。
観た映画は「インセプション」。
レオナルド・デカプリオと渡辺謙の共演でも話題の一作です。

他人の夢に入り込み、人を操る企業スパイのコブ役がデカプリオで、
コブに仕事を依頼するサイトー役が渡辺謙です。
夢1のなかで夢2の中に入る。さらにその夢2のなかで夢3に、
そしてさらに夢3から夢4にはいっていく。
夢は階層をなしていて、そこで流れる時間の速度にはズレがあり、
それを利用して途中におきたアクシデントを修正し、ミッションを遂行。
夢の階層が入り乱れて進行していくシーンが見せ場で、
観客は頭をフル稼働しながら見ないと混乱します(苦笑)。

始まりから終わりまで緊張感のある映画。
ラストもうん?どっち、どうなの?という終り方はアメリカらしい作りでした。

にゃんともアツイ!

2010-08-06 | 猫のこと。
毎日、毎晩、暑いですね~。

実家の飼い猫ミュウも、
朝・昼・晩、涼しい場所を求めて
家の中を放浪しています。

朝はたいがい、庭に面したサンルームに置いてある籐のテーブルの下に、
写真のように座っています。
そこが暑くなると、玄関のタタキにドタッ。
時折、お風呂場へ行って、タイルに残っている水を舐め、
また陽のあたっていない廊下のへりでゴロン、ゴロン。
夕方になると2階の出窓にコウバコに座って、表を行き来する人間観察。
夜は夜で、まぎれこんだ虫をみつけると狂喜乱舞・・・。
そして最近は家から脱走することも覚えました。

そんな彼女も実家へきて丸2年。
頭の先から尾っぽの先まで計ると、体長約80センチにもなりました。

人の年齢に換算すると花も恥らうお年頃。
だのに、この暑さにドタッ、ゴロンっと、
完全に干物猫。

まぁ、それでも可愛いから許すのでありますが。。。猫バカ♪





弱さを表せる強さ。

2010-08-05 | 日々のこと。
先日最終回だったNHKドラマ「天使のわけまえ」。予想通りのハッピーエンドでしたね。
フードスタイリスト飯島さんの料理も気になって、楽しく見ておりました。

それにしても、主人公くるみの祖父役・大滝秀治さんのラストの演技に心が射抜かれました。
美味しそうにスイカを食べながら、くるみと電話で話しているときの笑顔といったら、
孫の幸せを想う、じいちゃんの愛があふれ出ていて、ついホロリ。

くるみは幼いころに母に捨てられ、祖父母に育てられたという設定でした。
「おかぁさーん、おかぁさーん」と野道を走る小さかったころのくるみの姿に、
今、毎日のようにメディアに流れている幼い姉弟ののことと重なりました。
喪われた尊い命を前に「もし」という仮定をいっても詮無いことではあるけれど、
ドラマのなかのくるみの母のように、もし、置いてゆける家なり何なりがあり、
幼い子らを預かってくれる他者がいたなら、二人は生きていたかもしれません。

女性は結婚や出産でおかれる立場が大きく変わります。
私が結婚していたころ、パートナーの異動の都合で仕事を辞め、知らない土地へ行きました。
仕事が見つかるまで家にいた間、といってもたかだか3ヶ月くらいでしたが、
日中家にいて家事をこなしていると、しだいに社会との隔絶感と焦燥感を強く感じたことを思い出します。

ましてや子育て中の方は、母になったことにより、
人によっては孤独感、閉塞感を味わうことも少なくないと想います。
そんなときに、傍らにより添ってくれる家族、友人、行政でもいい。
助けてくれる人、苦しい声を聴いてくれる人、
そして何より「助けて」と声にだして言える自分が必要なのだ思います。

人は一人で生きているのではありません。
自立ということも、人に支えられ成りたっていると、
先般祖母の七回忌の法要にいらっしゃったお坊さんが言ってました。
助けてというのは、恥ずかしいことでも、弱いことでもない。
「助けて」「手伝って」。
素直に自分の心を表せる強さをもちたいです。

かつてこどもだったこともある大人が、
小さい人たちの笑顔を、そしてその未来を、奪うことがないよう、
切に願うこのごろです。