鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

猫の手。

2009-07-30 | 日々のこと。
来週にせまった玉師匠の催し。

会場になる二部屋はまだ企画展のままでして。。。。
はよ、片づけなさいという声と、
まだ大丈夫という声が拮抗。

当日は心ばかりですが、
簡単なおもてなし料理を用意するつもり。
お醤油の町・大野ならではのものもご用意しようと考え中♪

その前に片づけ、片づけだ。
猫の手がほし~い。

ご来場御礼。

2009-07-30 | 金沢大野湊 かたかご庵


お蔭様で24日から4日間の企画展は無事に終わりました。
地元紙にも大きく取り上げていただいたため、
古くからのお客さまのほか、新聞をご覧になった方、
ご近所のみな様等々にご来場いただきました。
大変ありがとうございました。

多くの方々で賑わうようすは、
かつてお醤油屋さんだったこの家の昔を彷彿させる光景だったのでは。
きっとこの家も喜んでいたことと思います。

今回も昔懐かしい出会い、新たな出会いと、
色々なご縁を結ばせていただきました。
またどうぞ宜しくお願いいたします。


次回の開庵は8月8日土曜日、
悠玄亭玉師匠の「江戸風流お座敷遊び」でになります。
定員がございますので、
お誘いあわせお早めにお申込みくださいね。
お待ちしております。


「ぎゃらりぃ きのこ」さんで。

2009-07-27 | 日々のこと。
会期最終日の今日ですが、
時計の針をぐるりんとまき戻した、7月20日の日のこと。


前日にかたかご庵の催し案内を届けに
絵本と石鹸の店「宇吉堂」へ寄ったところ、
店主・宇企子さんのパートナーで色鉛筆画家のカメリアーノさんが
個展を開いているからとご案内を頂きました。

それで翌日の20日に向かった先が金沢市割出町にある
「ギャラリィきのこ」さん。

納屋を改装したという建物は、
白壁と柱や梁のコントラストが美しく、明るく開放的。

セレクトされた素敵な雑貨やアクセサリー、洋服が並ぶ1階から、
階段をあがっていくとレンタルスペース「まっしゅるーむ」です。
そこはカメリアーノさんの色彩はじける明るい絵とぴったりの空間で、
相乗効果たっぷり。
陰影レイサンのかたかご庵にない明るさが、
ちょっとうらやましい(苦笑)スペースです。

ママさんもとても可愛い和み系で、
これまたうらやましい!

肝心のカメリアーノさんとは、
1年ぶりくらいにお会いしましたがお変わりなく♪
二人でカメラを向け合って写真を撮り合い、
「これ前にもやりましたよね~」
「進歩ないね~」
あほな大人たちです。

きのこさんでのカメリアーノさんの個展は終わりましたが、
これからはワークショップを各地でおこなうようですので、
ぜひ、お出かけください。

そして「ギャラリーきのこ」さんへも、
素敵なきのこママさんにぜひお会いしてきてくださいね!


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ぎゃらりぃ きのこ
金沢市割出町117
月・水・金営業

明日から始まります。

2009-07-23 | 金沢大野湊 かたかご庵
明日からかたかご庵で、夏の企画展が始まります。
七夕のしつらいセミナーのときはがらんどうだった各部屋に、
古伊万里、和ガラス、ぎっしり並びました。


大野の町も26日にある大野日吉神社のお祭り準備で、
にぎにぎしくなっております。
八尾のお祭りが静ならば、
大野のお祭りは動。
風にのってきこえてくるのは勇ましい太鼓の音!!

この日は11時半から交通規制がありますので、
大野口交差点を右折、川沿いのマリーナ方向からご来庵くださいませ。

皆様のご来場、お待ちしております。

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「うつわで楽しむ夏 
  古伊万里染付と和ガラス展」

7月24日~27日 10時~18時半
金沢大野湊かたかご庵にて
金沢市大野町3-4 
電話076-267-5272

企画展まであと数日。

2009-07-21 | 日々のこと。
連休3日間、梱包を解いて、うつわ達をレイアウト。

この子はここの方が映えるかな、
いやいやこっちにおいて、この子と組み合せようか。
器を一番魅力的にみせるために、あ~でもない、こ~でもないと、
気がつくと真夜中。

そんな合間をぬいまして、
私が骨董を扱うようになった約10年前からのお客様のところ数軒に、
企画展の案内を届けに伺ったときのこと。

前の住まいのご近所だったSさんには
「七夕にも行きたかったのよ~♪」
もう70半ばをこえてらっしゃろうかというOさんから、
「あなた、楽しい人生じゃない、楽しみにしているわよ」
それぞれににこにこお話頂いて、
私は幸せもの。嬉しかったな~。

企画展まであと数日。
懐かしい再会や、新しい出会いがまたたくさんあるでしょうか。
皆さまにお楽しみいただけるよう、
せいいっぱい努めまするよ。






暖簾。

2009-07-14 | 日々のこと。
かたかご庵の顔ともなるべく暖簾を、
兵庫県三木市在住の工芸家、浅井一甲さんが手がけてくださることになりました。
浅井さんは彫金、木版更紗を手がけていらっしゃったり
河内木綿の研究もされている方です。

十日ほど前、留守番電話に「Kちゃんおるか~、電話ちょうだい」と
割れんばかりの大声でメッセージ。
初めはその声が大きすぎて何を言っているのかわからず、
メッセージを再生すること4~5回。

はて?はて?
この聞き覚えのある声は兵庫の一甲さん?

翌日アトリエにお電話したところ、
奥様の一藍さんが出られてデザインとサイズを計って送ってくれたら、
先生が作るからねと。

あまりのことに恐縮していると
「お金を積まれても嫌な仕事は引き受けないんだから、
Kちゃん、先生の気持ち受けとってね」と。

さて。それから悩むことしばし。
一甲さんが作ってくださるなら、あまりキメキメなものを送るより、
お任せした方がずっと良いのに決まっている。
そう思いラフデザインだけお送りし、出来上がりを託しました。

暖簾は風の盆に来られるときに、持ってきてくださるそうです。
かたかご庵にも秋風がたつころ、
庵の戸口に一甲さんの暖簾が揺れていることでしょう。


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まもなく浅井一甲さんの個展がおこなわれます。
お近くのかたはぜひどうぞ。


「根付と木版更紗」

平成21年7月20日(月)~25日(土)
午前11時半~午後6時(最終日午後4時まで)
兵庫県川西市小花1-8-1   画廊シャノワール





「 悠玄亭 玉師匠の江戸風流お座敷遊び 」はいかが?

2009-07-08 | イベント、お知らせ。
かたかご庵の夏の催し、続々♪です。

日本でただ一人の女幇間(たいこもち)・悠玄亭 玉師匠の、
粋なお座敷遊びを楽しみませんか?

玉師匠は浅草芸者でならしたあと、
幇間芸の第一人者だった故悠玄亭玉介師匠に入門。
3年ほど前、私もその芸を拝見したことがありますが、
ともかくお元気で楽しい!!
御歳80歳の現在も、寄席やお座敷で大活躍されています。

粋な小唄、端唄に風流をのせて、かたかご庵ならではの趣向、
江戸文化、お座敷芸の数々をたっぷりと~。

お申込み、お待ちしています。

★受付、会場準備などお手伝いいただける方を若干名募集。
 メールにてご連絡をお願いします。


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「 悠玄亭玉師匠の 江戸風流お座敷遊び 」


日 時  8月8日(土) 午後6時半開演 (午後5時半開場)
会 費  3,000円  当日受付でお支払い願います。
会 場  金沢大野湊 かたかご庵
     金沢市大野町3丁目4番地 076-267-5272
     (大野、または大野港バス停より徒歩1分)
定 員  35名

お申込み 下記のメールアドレスからお申込みください。
     antiquegallery_katakago★live.jp (★を@にかえてください)
      ①お名前
      ②人数 
      ③連絡先電話番号 
      ④ご来場方法 お車、バスなど 明記ください。

★駐車場が限られていますので、できるだけ相乗りや公共交通機関でのご来場をお願いします。
バスご利用の折は、北鉄バス:「大野」または「大野港」行きで終点大野または大野港で下車、徒歩1分。
「からくり記念館」行きですと、大野1丁目下車になり徒歩10分。


「 うつわで楽しむ夏 古伊万里染付けと和ガラス展 」

2009-07-08 | イベント、お知らせ。
かたかご庵での夏の催し、続々♪

江戸中期から明治ごろの古伊万里染付けのうつわと、
明治から昭和中ごろに日本で作られたガラスのうつわの展示・即売会を行います。

染付けの顔料・コバルトは、産地や焼成の具合でさまざまな青色を発します。
伊万里のしっとりとした白地とコバルトの青が奏でるコントラスト、
そして和ガラスのもつその時代ならではのゆらぎが、涼感を呼び覚まします。
夏の食卓を涼やかに演出するうつわたちを、どうぞお楽しみください。

この企画展とお座敷遊びが終わったら、
風の盆にむけて準備になり、しばらくは開庵いたしません。
この機会にぜひご来遊くださいませ。
お待ちしています。


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「 うつわで楽しむ夏 
    古伊万里染付けと和ガラス展 」


日時  7月24日(金)~7月27日(月) 午前10時~午後6時半

会場  金沢大野湊 かたかご庵    
    金沢市大野町3丁目4番地 076-267-5272
    (大野、または大野港バス停より徒歩1分)

お車でお越しの方は山森商店駐車場の⑦⑨へお願いします。

「七夕のしつらい遊び」終わりました。

2009-07-06 | 日々のこと。
先週末、七夕より一足早く「七夕のしつらい遊び」セミナーを行いました。

4日は10名、5日は6名のご参加をいただきました。
せっかく同じ時間をお過ごしになられるので、
簡単に自己紹介をしていただいたあと、
七夕の由来、平安の貴族社会から現代までの七夕の変遷などを、
プロジェクターを使いながらお話させていただきました。

そののち笹飾りを作っていただいたり、
用意したお道具を使っていただいて、
かたかご庵のなかをしつらいしていただきました。
それぞれの個性があらわれて、
この時間はいつも私の方が楽しませていただいているような。

ひと通りしつらいし終えたあと、冷たいジュレのお八つで一休み。
あれこれとお話を楽しみました。



こう書くといかにもスムーズに進行したようにみえますが、
年に一度の七夕のお話で私がカミカミだったり・・・、
笹飾りづくりに熱中するあまり時間が押したり(苦笑。

そして、なにぶん一人バタバタ動いておりましたので、
写真があまり残っていません。
ご参加いただいた富山在住のトンボ玉作家さんふちこまさんのブログ
色々と詳しくご紹介いただきましたので、どうぞお楽しみください。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
これから先の季節は重陽の節句や栗名月などのしつらい遊びを行いたいと思います。
おたのしみに♪



スクリーンはシーツ~。(笑)


蔵戸前に秋草の着物、笹飾り。
七夕はもう秋なのです。


書の上達を願って。
その昔、朝顔とは桔梗の花のことでした。
そして別名、牽牛花とも。
梶の葉には歌を書いて。