鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

梅仕事 その2

2013-06-30 | 台所と酵母くん。
今年の6月は隔週で遠方に出かけたため、

梅仕事の真髄、梅干しを漬けませんでした。

そんなことがすこし負い目になりまして、

スーパーで梅をみかけて梅を購入し、梅シロップを仕込みました。

わたくしは少し発酵するまで梅をいれておくせいか、

うちで作ったものは、「ただ甘いだけの梅シロップじゃない美味しさがある」

と自画自賛で思っています(笑

7月13~15に予定しているかたかご庵の企画展でお出しできそうです。

どちらも、どうぞお楽しみにお待ちください。


企画展はこちらをご参照くださいませ




季節の台所仕事、梅仕事。

2013-06-13 | 台所と酵母くん。
5月下旬に参加させていただいたアースデイいしかわは、
茅葺きに関心をよせていただくよい機会になりました。
大変ありがとうございました。次につながっていくといいなあと思っています。
詳細はこちら、茅文研のブログにどうぞ。


さて・・・、北陸地方は梅雨にも入らず、毎日かんかん照りです。

今日の新聞にも梅雨はまだだが梅は出回るとありました。
そう、今年もまた梅仕事シーズンがやってきました。
先週9日に小梅1キロを手に入れる機会があったので、
はじめてカリカリ漬けをしてみました。



水に1~2時間浸してえぐみをとり、ヘタをとる。
さて、ここであれ?となる。
小梅なのでヘタをとる量が多いではないか・・・。
誤算でした。モクモクとヘタを取ること20分。

それから水気をとり、
リカーをかけて沖縄の荒塩で圧をかけながら塩をもみこむこと5分。
小梅はきれいな翡翠色になりました。



それから消毒した瓶に移して、
カリカリの元となる薄皮をとったガーゼに包んだ卵の殻もいれ、
あとは1日2~3回天地を返していきます。

1キロのうち700グラムをカリカリ漬けにし、
残りは砂糖漬けにしてみました。
9日の夜に仕込んだので、今週末頃から味わえるでしょうか。

普通サイズの梅もそろそろ求め、
梅干し、梅シロップもしなくちゃね。