鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

明らかな証拠。

2007-07-31 | 日々のこと。


まだ梅雨の明けない北陸ですが、
今日は夏らしい陽射しと爽やかな風が吹く良い日和でした。

先週土曜に聞いてきた検査結果は、あらゆる数値、全く、全く異常無し!
ワルイノハ、アタマダケネ。
喜ぶべきことだけれど、今も続く腹痛と圧迫感に困りはて。
ドウナットルネン、ト、アクタイツクハラグロサガゲンインカ。


ここ数日の間、宇吉堂で勧めてもらった野村奈央さんの本
映さんに教えてもらった片山洋次郎さんの本
少しずつ読んでいます。
偶然、いずれ野口晴哉さんに影響を受けた方たちのものでした。

 自らがもつ治る力と自然のリズムとを共鳴させる

そんな言葉にふれた時、
白山への登山やタンザニアでコピという岩山の上で感じた、
自分もこの自然の一部という感覚が甦ってきました。
思えば長らく忘れていた、胸の奥に何かがあたたかく涌きでるような感覚。
その感覚をもっといつでも思いだして持てるようになれたら、
しだいに心と身体は整っていくのかもしれません。

医食同源という言葉もあることですし、
旬のものも美味しく食べて、身体と心を整えていきます。
ということで、早速、今が旬の茗荷を甘酢漬けに。
さっと湯がいた茗荷を甘酢に漬けると、
次第にきれいな紅色に変化していき、見ていてあきません。
明日には食べ頃、そのまま食べても良し、
茗荷寿司や刻んでご飯に混ぜても美味しそうです。

……あぁ、これだけ食欲があるってことは、
やっぱりビョウキではないという明らかな証拠、です。



暑気払い。

2007-07-28 | 日々のこと。
昼間の熱気がおさまって暮れなずむころ、
蜩の声が涼風にしみいるように響き渡ってきました。

梅雨明けはまだの北陸。
今週末は、県内各地で花火大会が行われ、
能登ではキリコと呼ばれる行灯型の山車を担ぐ祭も目白押しです。
金沢でも新しく夕暮れまつりというイベントも始まって、
夕方、浴衣姿の人々が目にとまりました。
夏ですね~。

今年もまた浴衣を新調しました。
といっても既成のものですが、袖を通すとやはり嬉しい。
果たして夏まで命があるのかとまで、想っていたのですけど、
こういうのを思いこみ、妄想、というのでしょうね(苦笑)

今日は検査結果がはっきりとでます。
痛みはまだ断続的にありますが、恐らくストレスによる腸炎と診ました。

まずは呵々と笑って暑気払い。
ご心配頂いた皆様、すみませんでした。
そしてありがとうございました。


西洋医学と民間療法のはざまで。

2007-07-22 | 日々のこと。


ずっと3ヶ月以上、右下腹部あたりに痛みが続いています。
日によってはお臍の周りも痛く、圧迫感もあり、右側の腰も痛みがひどい。
病院嫌いの私です。
それでも、そんなことはもう言ってられないと、
卵巣嚢腫を疑って、昨日の朝、婦人科がある病院へ行きました。

婦人科の待合で、順番が近づくにつれてしだいに心拍数があがり、
深呼吸すること数回。
やがて番号札で呼ばれて問診、そして内診。

3D画像を見ながら、
 医A「う~ん、子宮も卵巣も形はきれいですし、異常はないな~」。
 私 「あれ・・・、はずれたか」
 医A「異常がなくて良かったんですよ!!」
 私 「ですねぇ・・・」

熱もなく白血球の数も正常値の範囲。尿検査もきれいなもので盲腸も考えにくいと。
原因をはっきりさせたくて、午後に内科を受診することにして、一旦、帰宅。


午後三時半、再び病院の内科へ向かいました。問診のあとエコー。
 医B「右左とも腎臓は腫れていませんし、肝臓も普通ですね」
 私 「でもずっと今だって痛みがあるんですよ」
 医B「う~~~ん。痛みのあるところは腎臓、尿管のラインなんですけどね、
尿検査にも異常は見られないようですし。
痛み止めだしておきますから5日間飲んでみてね。それと検便してきてください」。

原因がわからないまま、検便の宿題をもらい、
来週土曜に子宮頚部組織検査と血液検査の結果をみて、
最終的に判断しましょうとなりました。
異常が見られないことは良かったにしても痛いのは何故だろう?と、
釈然としない思い。


帰りに絵本と石けんの店『宇吉堂』へ久しぶりに寄りました。
出迎えてくれた宇企子さんにそれまでの話をしたら
 宇 「それは冷えによる代謝の悪さ、UNKOです」ときっぱり断言。
 私 「UNKO~~!?」
本棚から自然療法による本を抜き出し、蒟蒻を温めて行う温熱療法をやってご覧と。

そこへ画家のカメリア‐ノさんが絵画教室から帰ってきて、
蒟蒻同様、枇杷の葉も毒素を出すのに良いからと近所に採りに出かけてくれ、
温めた蒟蒻に枇杷の葉を巻いてお腹にあてると良いよと。

病院の先生も考えてくれているけれど、
宇企子さんとカメリア‐ノさんの話の方がすとんと腑に落ちてしまうのは、
私がへそ曲りだからだろうか。

昨夜、眠る前、布団のなかで1時間ほど温めていたお蔭か、
今朝は腹部の痛みも少し和らいで。
しばらくは蒟蒻温熱療法を続けて様子見です。





企画展、終わりました。

2007-07-19 | イベント、お知らせ。


先日、お陰様で企画展を無事に終えることができました。
ご来場頂いたお客さま並びに地震をご心配頂いた皆さまに、
深く感謝いたします。ありがとうございました。
会期中のもようはこちらからご高覧ください。

写真はご来場いただいたお客さまにお出しした「ぷるぷる梅ゼリ~」。
ヨーグルトとの二層仕立ては時間がかかりすぎて没。。。
先月作った梅ジュースを使っての梅ゼリーになりました。
今回最年少のお客さま、小学校2年のひのちゃんが、
「おいしい♪」と言ってぺろりと食べてくれましたから、
味はひのちゃんのお墨付きです。

それにしても、もうそろそろお日様の光を浴びたい。
梅雨が明けたら、八尾へシフトチェンジです。

最終日。

2007-07-16 | 日々のこと。
台風、そして地震の被害に遭われた地域の皆様、
お見舞い申し上げます。

店のある富山は台風の直撃は免がれ安堵した矢先、
今朝は地震でした。

強風が吹いて建物が揺れたのかな?と、
窓の外を見たと同時に揺れがきました。
ガラスの器たちがカチャカチャ音を立てて揺れ、
咄嗟にテーブルを支えました。
幸い富山は前回の能登沖よりも小さな揺れだったため、
物は壊れずにすみました。

最終日、気を取り直してのスタート。

明後日から夏の企画展。

2007-07-12 | イベント、お知らせ。

今週末のお天気は、照る照る坊主君にがんばってもらってみてもよくて曇り。
明後日14日からの企画展の間は、
すっきり晴れあがった蒼穹を望むことは難しそうです。

そんな足下の悪い日でも訪ねてきてくださる方のために、
先日作った梅ジュースとヨーグルトをつかった、
二層仕立てのひんやりゼリーをお出ししようと思います。

試作は、今これから。。。
企画展に間に合うのか?と若干の不安を抱きながら(^^;


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「和ガラスと古伊万里染付 
  ~涼を呼ぶ夏のしつらい~」

 日 :7月14日(土)~16日(月)
 とき:午前10時~午後6時
 場所:アンティーギャラリ堅香子
(富山市西荒屋128)




季節の恵みで。

2007-07-08 | 台所と酵母くん。
企画展の準備もほぼ整い、ほっ。
あとは当日の朝、野花をあしらうだけになりました。

帰りがけ、先週に続いて、また店の近くにある小さな公園の茂みから、
ナワシロイチゴを摘みました。
近所の奥さんに訝しげに見られながら(苦笑)

金沢に帰ってから、さっそく水洗いをし汚れ落とし。
計ってみると150gの収量でした。
その半分ほどの砂糖を計り、ホウロウ鍋にあわせ入れ、弱火でグツグツ30分。
フレッシュの時よりも濃く深い赤、絵の具でいうならクリムソンレーキ。
魔女修業にぴったりの色?

途中レモン汁を加え、ナワシロイチゴのジャムができあがりました。
少し砂糖を多めにいれたため、酸味が消えてしまいましたが、
まあまあの出来映えです。



そろそろ6月に仕込んだ梅ジュースからも梅をとりだし、
これもジャムにしなくては♪
だがちょっと待って。
事を急いてはもったいない。
これは明日、仕事から帰ってからのお楽しみにしましょ。


まだかな、まだかな。

2007-07-06 | 日々のこと。
朝いつも乗る、学生で混みあうバスが、ここのところ静かだ。
訳は明快。
期末試験のため、いつものように口を開かない代わりに、
教科書を開いているからだ。
試験が終われば、まもなく人の子たちは夏休み。

昨秋、ち~ジェルさんからもらったメダカの子たち。
先週、朝の餌やりのときに見ると、
メスのお腹に1ミリもない小さな卵が下がっていた。
(正確には肛門かららしい)
そのメスを別の水槽に移し卵を産みつけさせ、
また元の水槽へと戻した。

メダカの学校はこれから開校♪
まだかな、まだかな~。

凛と涼やか、夏の企画展。

2007-07-03 | イベント、お知らせ。


来週末、夏の企画展を行います。

「和ガラスと古伊万里染付 
  ~涼を呼ぶ夏のしつらい~」
 日 :7月14日(土)~16日(月)
 とき:午前10時~午後6時
 場所:アンティーギャラリ堅香子

明治時代からの和ガラスや、
江戸末からの染付や印判の器らに、
庭の夏草をそえて。
凛と涼やかに並びます。

心遊ばすひとときをお過ごしに、
ご来遊くださいませ。