昨日、「もてなしの器展」(富山のアンティークギャラリー堅香子)を、
無事に終えることができました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
一年を終えつつある、そんな解放感も抱きながら27日の夕方、
富山から高岡にむけ車を走らせ194さんのチーズ講座に参加してきました。
この講座は全6回で、その日はその2回目。
そのため少しわからない専門用語もありましたが、
色んなチーズを食べたい!という食欲のみで参加していたので、なんのその。
山羊のチーズと牛のチーズ6種を楽しんできました。
写真手前の右から時計廻りに・・・。
★フルール・デュ・マキ (Fleur du Maquis)
外側のモジャモジャしたものは、乾燥したローズマリーなどのハーブです。そのためローズマリーの香がして爽やかな香りと、とろりとした羊乳特有の風味がして美味でした。
★ブルー・ド・バスク (Bleu de Basque)
バスク地方で作られる羊乳製のブルーチーズ。やや固めなので切り分けるときにぽろぽろとこぼれます。ブルーチーズのなかでは、あまりクセのない方だそうです。これをリゾットに入れたいなあ~と、少し残して持ち帰り♪
★トム・ド・サヴォア (Tomme de Savoie )
表面に赤や灰色のカビが生えていて、それを削ぐと中は卵の黄身をあわ立てたようなクリーム色が現われます。バターを作った後の脱脂乳で作られたものだそうで、そのためチーズ臭くもなくあっさりした味わい。最初は物足りないかなと思いましたが、室温であたたまった頃には風味が現われ美味しかったです。
★バノンAOC (Banon)
この日一番の強烈な匂いを発してました(笑)。ビニールを開けた刹那、大根のお漬物のような匂いがぷわ~ん。チーズは栗の葉にお酒をしみこませて包んであります。フォイユは、葉っぱの意味。まだ熟成の進まない若いうちは白くひきしまり、ほっくりした食感だそうです。今回頂いたこれは熟成してとろりと濃厚。強烈な香りとはちがい、食べると以外にあっさり。苦味と酸味がありました。
★ヴァランセAOC (Valencay)
台形型と表面の黒いのが特徴のチーズ。エジプト遠征に敗れたナポレオンがヴァランセ城に立ち寄った際に、ピラミッドを連想させる四角錐のチーズを見て、怒りのあまりその頂を切ったため、この形になったという言い伝えがあるそうです。オモシローイ!
表面が黒いのは木炭粉によるもので、食べるときに軽く拭きおとします。木炭粉は水分を吸収し熟成を促す、酸味を中和する役割があるそうです。とろっとミルクの甘いかんじが美味しかったです。
★クロタン・ド・シャヴィニョルAOC (Crottin de Chavignol)
見た目が可愛いチーズでしたが、食べるとかなりの個性派。ヤギのミルク感たっぷりでした。
このチーズを何ヶ月も放置していたところ、真っ黒なカビに覆われてしまい、その姿から「シャヴィニョルの”馬糞”」という名前が付けられたとか。食べ物になんて名前を・・・。
チーズの歴史や作り方を聴講したあと、いよいよ試食。
チーズを切り分け漆のプレートに並べ、昨年うちの店から嫁入りした古伊万里の段重などでテーブルセッティング。
すこし食べにくいチーズや、あっさりしたチーズには、ジャムや蜂蜜をそえて頂きました。
これだけ珍しいチーズを食べるからには、さぞかしみんなチーズ好きと思われることでしょう?
ところが私の右隣に座っていただいたWさんはチーズが苦手だそうで、
参加の理由は「チーズ克服プロジェクト」。ふるってます!
その土地々でさまざまなチーズがあり、またまつわる物語が大変面白かったです。
194さん、ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。
また受講生の空きがありましたら、ぜひ参加したいと思います。
そして来年は金沢でも194さんにセミナーをしてもらおうという意を強く固めました。
194さん、ぜひ宜しくお願いしま~す♪
無事に終えることができました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
一年を終えつつある、そんな解放感も抱きながら27日の夕方、
富山から高岡にむけ車を走らせ194さんのチーズ講座に参加してきました。
この講座は全6回で、その日はその2回目。
そのため少しわからない専門用語もありましたが、
色んなチーズを食べたい!という食欲のみで参加していたので、なんのその。
山羊のチーズと牛のチーズ6種を楽しんできました。
写真手前の右から時計廻りに・・・。
★フルール・デュ・マキ (Fleur du Maquis)
外側のモジャモジャしたものは、乾燥したローズマリーなどのハーブです。そのためローズマリーの香がして爽やかな香りと、とろりとした羊乳特有の風味がして美味でした。
★ブルー・ド・バスク (Bleu de Basque)
バスク地方で作られる羊乳製のブルーチーズ。やや固めなので切り分けるときにぽろぽろとこぼれます。ブルーチーズのなかでは、あまりクセのない方だそうです。これをリゾットに入れたいなあ~と、少し残して持ち帰り♪
★トム・ド・サヴォア (Tomme de Savoie )
表面に赤や灰色のカビが生えていて、それを削ぐと中は卵の黄身をあわ立てたようなクリーム色が現われます。バターを作った後の脱脂乳で作られたものだそうで、そのためチーズ臭くもなくあっさりした味わい。最初は物足りないかなと思いましたが、室温であたたまった頃には風味が現われ美味しかったです。
★バノンAOC (Banon)
この日一番の強烈な匂いを発してました(笑)。ビニールを開けた刹那、大根のお漬物のような匂いがぷわ~ん。チーズは栗の葉にお酒をしみこませて包んであります。フォイユは、葉っぱの意味。まだ熟成の進まない若いうちは白くひきしまり、ほっくりした食感だそうです。今回頂いたこれは熟成してとろりと濃厚。強烈な香りとはちがい、食べると以外にあっさり。苦味と酸味がありました。
★ヴァランセAOC (Valencay)
台形型と表面の黒いのが特徴のチーズ。エジプト遠征に敗れたナポレオンがヴァランセ城に立ち寄った際に、ピラミッドを連想させる四角錐のチーズを見て、怒りのあまりその頂を切ったため、この形になったという言い伝えがあるそうです。オモシローイ!
表面が黒いのは木炭粉によるもので、食べるときに軽く拭きおとします。木炭粉は水分を吸収し熟成を促す、酸味を中和する役割があるそうです。とろっとミルクの甘いかんじが美味しかったです。
★クロタン・ド・シャヴィニョルAOC (Crottin de Chavignol)
見た目が可愛いチーズでしたが、食べるとかなりの個性派。ヤギのミルク感たっぷりでした。
このチーズを何ヶ月も放置していたところ、真っ黒なカビに覆われてしまい、その姿から「シャヴィニョルの”馬糞”」という名前が付けられたとか。食べ物になんて名前を・・・。
チーズの歴史や作り方を聴講したあと、いよいよ試食。
チーズを切り分け漆のプレートに並べ、昨年うちの店から嫁入りした古伊万里の段重などでテーブルセッティング。
すこし食べにくいチーズや、あっさりしたチーズには、ジャムや蜂蜜をそえて頂きました。
これだけ珍しいチーズを食べるからには、さぞかしみんなチーズ好きと思われることでしょう?
ところが私の右隣に座っていただいたWさんはチーズが苦手だそうで、
参加の理由は「チーズ克服プロジェクト」。ふるってます!
その土地々でさまざまなチーズがあり、またまつわる物語が大変面白かったです。
194さん、ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。
また受講生の空きがありましたら、ぜひ参加したいと思います。
そして来年は金沢でも194さんにセミナーをしてもらおうという意を強く固めました。
194さん、ぜひ宜しくお願いしま~す♪