10時から「しあわせツアー」の特別講座が開講しました。
今回は金沢分校開校にあたり、主に金沢の講師の方々が担当されました。
運よく?大役を逃れた私は、生徒として気楽に受講させていただきました。
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■講座1「しあわせの鉄人講座」
講師はスターフェリシモとして既に活躍されていらっしゃるお二人、
神戸の絵本と童話の中のごちそう案内人・
中野由貴さんと
金沢のクラフト作家・
みわとしこさんです。
昨年10月、神戸の復興と商店街活性を願って企画されたKOBE鉄人PROJECT。
その象徴が新長田に作られた「鉄人28号」です。
お二人の講座はそれに因み、鉄人=不死身、そして大きい、力強い、たのもしい、
そんなイメージをしあわせに結びつけていました。
まずは中野さんから鉄人28号の作られた経緯を伺い、
大きい繋がりで絵本「きょだいなきょだいな」を読み聞かせていただきました。
続いて、みわさんによるクラフト講座「鉄人ボビンロボット」の製作です。
神戸=ファッショナブルな街のイメージ、そしてみんなが繋がる縁(えにし)から、
ロボットの材料はミシン糸やボビン、フックという手芸部品。
こういうパーツをロボットにしようというみわさんの発想が楽しい!!
スパンコールで飾りおしゃれなロボットが次々誕生しました。
■ブランチタイム
中野さんがセレクトしてくれた神戸ならではの美味しいものを、
各自ランチパックに詰め込みました。
ランチパックの中身は、
・丹波の黒豆入りほうれん草サラダ
・トアロードデリカテッセンのスモークサーモンとピクルス
・元町駅前の森谷商店コロッケ
・神戸鉄人カレー(缶入り)
・ビゴの焼きたてフランスパン(きょだいな・・・にかけて大きい!)
このほか長田ソース、淡路島のタマネギスープ、スウェーデンの大きな堅パン「レクサンド クネッケブロート」などなど。
これだけ集めるのに、さぞお時間がかかったことと思います。感謝!!
お腹いっぱい、和やか、しあわせ気分になったあと、
再び午後の講座がスタートです。
■講座2「中世能登の古陶 珠洲焼 アート講座」
講師は金沢校、陶芸家・山田睦美さんです。
山田さんは能登半島の先端にある珠洲市で珠洲焼をされています。
珠洲焼は中世のころ瀬戸とその販路を二分したほど流通していました。
それは須恵器の流れをくむ還元炎焼成と燻べによる渋いやきものです。、
ところが山田さんの手にかかると一変、モダンで可愛いやきものに変るのです。
この日もリングスタンドチェアを作りました。
あらかじめよく練ってくださってある陶土を、
スパスパ切り落として椅子の形にするのですが、これがなかなか難しい。
山田さんはいとも簡単にやってのけるのですけれども・・・・・・。
焼きあがりが楽しみ!土の感触、作る事の楽しさを思い出させていただきました。
■講座3「大人のアフタヌーンティー・ワインとチーズのマリアージュ講座」
講師は金沢校、チーズシュヴァリエ・村中美恵さん。
この日は時間と共に熟成が進むナチュラルチーズを紹介くださいました。
最近、都合で参加できないでいる194さんのチーズ講座を重ねあわせながら聴講。
チーズはその物語を聞きながら味わうと、よりいっそう楽しいですね。
昼下がり、チーズにあわせたワインもほんの少し味わいながら、
そのマリアージュを楽しみました。
4時半ごろ、盛りだくさんの贅沢講座がすべて終わりました。
夜に行われる認定式まで、まだ少し時間がありましたので、
ブランチ前の講座で語られた、新長田「鉄人28号」に会いに出発!