鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

2013夏「ふくしま・かなざわキッズ交流キャンプ」開催応援しませんか?

2013-04-23 | 東北にエール
金沢在住のカメラマン・マスノマサヒロさんらが

福島第一原子力発電所の事故を憂え、

福島の子供たちがのびのびと自然と戯れてもらいたいとスタートされた

「ふくしま・かなざわキッズ交流キャンプ」

以下、このキャンプの趣旨です。

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はじめまして。マスノマサヒロと申します。「ふくしま・かなざわキッズ交流実行委員会」の代表を努めています。この会は、いしかわ自然学校のインストラクター有志が集まり2012年4月に発足しました。自然体験活動の開催や指導を得意とする仲間たちを中心に、今では学生や主婦、会社員など50人を越える市民スタッフが集う創造的な場へと成長しています。

 ご支援を公募するプロジェクトは、放射能問題に悩まされる福島の子どもたちを招いての保養キャンプです。屋外での活動が制限されている窮屈な生活を離れ、海あり山ありの石川県内で思いっきり飛び回ってもらおうというわけです。キャンプには地元石川県在住の子どもたちも参加、2週間にわたる屋外での共同生活を通して交流を深めます。原発事故が起こってしまったがために出会うことになった友だちとして、共に支え合い未来を切り開く力に成長してもらおうとの願いを込めています。

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続けて実施していくには、やはり資金が必要になります。

現在、地域クラウドファンディングFAAVOという方法で、

活動支援を募っておられます。

もしこの活動に共感を覚えていただけましたら、

どうかご協力お願いいたします。

わたくしも些少ですが応援させていただきました。

詳細はこちらから→2013年の夏に「ふくしま・かなざわキッズ交流キャンプ」を開催したい!

クラウドファンドは広く資金を集めるには良さそうにもみえますが、

目標額に達しないと実際の支援には繋がりません。

そんな悠長に待っていられないということであれば、

交流キャンプ事務局へダイレクトに支援もできます。

こちらから→★どうぞよろしくお願いします。

企画展「アンティーク日和・春 小さな骨董市」のお知らせ

2013-04-18 | 金沢大野湊 かたかご庵

アンティーク日和 ・ 春 
― 小さな骨董市 ―

4月27日(土)~29日(祝) 10時30分~19時
金沢大野湊かたかご庵
P)山森商店駐車場7~9



蒐集家の方のコレクションもまじえた小さな骨董市を開きます。
古伊万里、和ガラス、東南アジア、西洋のブロカンテ、美術書など、
蒐集家の眼に見いだされた品々をどうぞお楽しみください。

また今回の和みカフェは、東北の美味しいおやつを集めました。
単品でも、盛り合わせでも、美味しいをお楽しみください。

そしてこれから骨董の企画展では、
骨董ビギナーにむけて『アンティーク茶話会』も行います。
第1回は古伊万里を中心にした「器の見方」です。
骨董のことを知りたい方、教養として身につけたい方など、
ご参加をお待ちしています。

◎和みカフェ 東北のおやつとドリンク
 ドリンク 300円
 ドリンク+おやつ1品 500円
 おやつ盛り合わせ   500円

◎アンティーク茶話会
 第1回 器の見方
 4月29日午後2時~ 定員10名 
 参加費1,000円(茶菓・資料含む)
 お申し込みはメール antiquegallery_katakago☆live.jp
 ☆を@にかえていただき、お名前、参加人数をお知らせくださいませ。

  
 


ドキュメンタリー映画「スケッチ・オブ・ミャーク」。

2013-04-18 | 日々のこと。
先日、金沢シネモンドで「スケッチ・オブ・ミャーク」を見てきました。

ミャークとは宮古でもあり、この世でもある。。
江戸時代から明治時代まで200年あまり、
穀物や織物を納付する厳しい人頭税がかの地にはありました。
そのような歴史的背景のなか生じた神や自然を敬う信仰ある暮らし、
歌い継がれてきた神歌や古謡が、際立った脚色もなくまさにスケッチされていました。

御嶽でみせる女性たちのやわらかな表情、深夜まで続く祭祀のようす。
初めて目にする光景であるのに、遠い昔から見知っているような懐かしさはなんでしょう。
映画館の暗闇はいつしか御嶽の闇へと続き、
私は神歌の調べに身を委ねていました。

日本各地でおきているさまざまな後継者不足は、神歌でも。
御嶽での祭祀のみに歌われる神歌は口伝。
御嶽でのようすや島を出て草月ホールで催された会での貴重な映像は、
本来神に捧げられた歌で、それ聴けることはまさに幸甚ではあったが、
反面、これまでのシャーマニズムの世界が終わりを告げようとしているとも感じました。

舞台に立ったおばあたちやこれまで神司をつとめた女性たちが、
映像に撮らせ、音源を録らせたことは、
今という時代、後世にも伝えていくための使命と考えたから。
シャーマニズムの新たな扉が、勇気ある決断で開かれたとも思いました。

そういう意味で久保田さんのリミックスした神唄や古謡は、
新しい時代の神歌でした。

それにしても映像後半におじいさんの古謡はリズムといい声といい、
素晴らしかった。
まさに庶民の、生きた、魂が響く歌でした。


追記
宮古上布の糸績みや上布の着物、
ところどころ挟まれた昔撮影された映像には宮古島の茅葺き民家の姿もあり、
私のなかではそちらもポイントが高い映画でした。