鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

じわじわ~。

2007-06-24 | 台所と酵母くん。


梅仕事を始めた翌日、北陸は入梅。
それまで水を重く孕んでいた空から激しい雨が降り出しました。

梅干の下漬けは、梅酢がじわじわ上がってきて、
重し代わりにしてあったビニール袋の水を半分以下にしました。
今日はもうすっかり梅酢が上がりきったようす。
あとはカビが生えないことを祈り、梅雨明けまで待つことになります。

店頭にまだ梅が並んでいるのをみると、
また買おうかな~と心が動きます。
いつもよくして下さる方にお裾分けを…と考えだすと、
あっという間になくなりそうで。
おい、おいまた梅かよ!そう突っ込まれても。



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7 コメント

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Unknown (shiozawa)
2007-06-25 03:14:56
祖母が健在の頃には、焼酎と氷砂糖で梅を漬けていました。

子供だったのでぐい飲みに少しだけ入れて、氷を浮かべて、暑気払いに良く飲ましてくれました。

何だか、とても大切なものを、ちょっとだけ分けてもらっているようで嬉しかったのを覚えています。
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Unknown (とちのき)
2007-06-25 07:12:27
<おい、おいまた梅かよ!

 何事にも変化を求める方には都度工夫をせねばならぬかと思い勝ちですが、定番の贈り物をし続ける方が相手にとって心に深く刻まれて行く、そんな気がします。送り主の住む土地柄、人柄の反映した贈り物は季節の運行と相俟って生活のリズムに沁みて行きます。かつて父方の祖父が生きていた頃、毎年暮れに送ってくる家で撞いた餅類は正月準備の一コマであり、雑煮やおやつ代わりの豆餅を頬張る時、田舎の人々が思い出されてよかったものです。

 子供の頃、私を可愛がってくれた母の友人が訪ねて来る時、お土産は森永の板チョコ(エンゼル・チョコ)に決まっていて、母とする話は分らぬものの、この小母さんの来訪を心待ちしたものです。

 生活の定番にまで組み入れられる贈り物、相手の心にしっかり刻まれていると思います。是非送り続けて下さい。おい、おいまた梅かよ!は戯れ言でしょうし。
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Unknown (kakyo)
2007-06-25 21:07:36
◎shiozawaさん
おばあさまの傍らで小さなshiozawaさんが梅酒を飲んでいるようすを思い浮かべ、自然と笑みがこぼれました。
おばあさまも作りがいがあって嬉しかったでしょうね。
梅酒の次は今が旬のサクランボウで作ってみようかと画策中です。

◎とちのきさん
私の梅ジュースは今年で2年目、梅酒に至っては今年が初めてで、まだ送り続ける。。。。。と言えるほどのものではありませんが、季節を楽しみながら気負わず作って、お裾分けできればと思います。
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アイデアいただき! (つぐまるマダム)
2007-06-25 23:06:23
重し、ビニール袋なんですね。
水を入れたり出したりして重さを調節しているんですね。
なんてステキ!
いいアイデアですね。
って、全然本文と関係ないけど感動しちゃいました。
まだ梅買ってないので、店頭にあると知ってちょっとホッとしております。
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Unknown (kakyo)
2007-06-26 18:36:46
◎マダム
ビニール袋と水のアイデアは別の方のを真似ました。
重石を買っても使わない時は邪魔になるし、
どうしようかな~と思っていたので、
私もこのアイデアに飛びつきました。
ビニール袋は二重にし外側はアルコール消毒。そののち容器にいれ、それから最期に水を注ぎます。
水を入れてから容器にいれると、容器の口が狭い場合、
ビニール袋がうまく入らず水がこぼれちまいます。
お気をつけあそばせ~です。
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Unknown (strauss)
2007-06-27 00:03:43
お忙しいのにまめに動いてらっしゃいますね~
私は全て母にお任せで、全然です。
それにしても、梅の美しさったら……。
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Unknown (kakyo)
2007-06-27 00:33:50
◎straussさま
今はまだ忙しくしている方が、余計なことを考えずにすむので(苦笑)。
梅って花も実も馨しい。
兼六園の梅園の梅も収穫され梅干に変身中だそうです。
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