始まりは、毎月取っている、ピアノ講師向けの指導法などの資料の中に入っていたセミナーの紹介でした。
「あの、話題の先生のセミナーです!残席わずか!」
「なかなか受けることのできないセミナーです!」
まあ、でもここまでならわざわざ東京まではねえ、と、思いとどまるところなのですが、
タイトルが
「驚くほどラクにピアノが弾ける秘訣」
・・・・。
ラクにピアノが・・・?
私の心にその言葉が引っかかり、「残席わずか」の言葉に思わず参加にクリックを押していたのでした。
さあ、それから東京往復の手立て、会場までの道順、宿の手配、
レッスンお休みの案内、留守のあいだの食事などあれこれ用意にそわそわした時間を過ごしました。
せっかく行くのだから、ついでにあそこに行って、ここも見てと気持ちが随分華やぎました。
いよいよ出発。
東京なんて、一人で行くのは、多分学生の時以来。
地図でだいぶシュミレーションしてみたのだけど、まず、駅から出てどっちの方角に歩き出せばいいのか、しばらく立ちすくんでいました。
道は間違うわ、地図とにらめっこしても角を曲がるとわからなくなる、時間は迫る・・・・。
会場に着くまでに随分くたびれてしまいました。
なんとか間に合い、セミナー開始。
実際に何人かの方が演奏し、どこをどのように意識すればいいか、
手首は、腕は、背中は、肩は・・・・。
一つ一つ見ているとなるほどなあと思うのですが、今思い返してヒントをいただけたのは、お昼をはさんだ4時間の中で、ひとつかな。ふたつかな。
あとは、それを元に自分の体でああでもない、こうでもないと反芻する時間が必要だと思いました。
ただ・・・。
帰ってからレッスンをしたのですが、セミナーで講師の先生がされていたように、
私も生徒さんの手首をとって回してみたり、動かしてみたりしてみたのです。
生徒さんもさすがに一度によくなるというわけではありませんでしたが、
私の中で、
「なるほど、こういうやりかたもあるのだな」
と、ひとつやりやすくなる引き出しをもてたような気がします。
あと、セミナーのことではないのですが、
私と同様、遠いところから参加していた、私の娘ぐらいの若い先生と出会えたことも嬉しい出来事でした。
「私、迷ったらやる方を選ぶことにしてるんです」
と言って、セミナー受講も、実際に演奏してレッスンを受けることも挑戦した、彼女。
本当は音大に行きたかったのだけど、おうちの事情で行くことができなかったが、ピアノは続けていたこと。
その熱意をわかってくれた恩師がご自分の教室に講師としてよんでくれたこと、ピアノを教えるにはまだまだ力不足であること。
翌日も作曲の講座を受けに行くのだという彼女は、元気で、まぶしくて、こちらまで気持ちが明るくなるようでした。
出かけた先での思わぬ出会いもまた、楽しみの一つです。
私は次の日は、ちゃっかり東京見物を決め込みましたが、これはこれでとても楽しませてもらいました。
帰ってから、また頑張ろうと元気をもらってきました。
こうして、出かけさせてもらえるということだけでも、ありがたいことです。
感謝、感謝です。
兵庫県赤穂郡上郡町の「外川ピアノ教室」ホームページ
「あの、話題の先生のセミナーです!残席わずか!」
「なかなか受けることのできないセミナーです!」
まあ、でもここまでならわざわざ東京まではねえ、と、思いとどまるところなのですが、
タイトルが
「驚くほどラクにピアノが弾ける秘訣」
・・・・。
ラクにピアノが・・・?
私の心にその言葉が引っかかり、「残席わずか」の言葉に思わず参加にクリックを押していたのでした。
さあ、それから東京往復の手立て、会場までの道順、宿の手配、
レッスンお休みの案内、留守のあいだの食事などあれこれ用意にそわそわした時間を過ごしました。
せっかく行くのだから、ついでにあそこに行って、ここも見てと気持ちが随分華やぎました。
いよいよ出発。
東京なんて、一人で行くのは、多分学生の時以来。
地図でだいぶシュミレーションしてみたのだけど、まず、駅から出てどっちの方角に歩き出せばいいのか、しばらく立ちすくんでいました。
道は間違うわ、地図とにらめっこしても角を曲がるとわからなくなる、時間は迫る・・・・。
会場に着くまでに随分くたびれてしまいました。
なんとか間に合い、セミナー開始。
実際に何人かの方が演奏し、どこをどのように意識すればいいか、
手首は、腕は、背中は、肩は・・・・。
一つ一つ見ているとなるほどなあと思うのですが、今思い返してヒントをいただけたのは、お昼をはさんだ4時間の中で、ひとつかな。ふたつかな。
あとは、それを元に自分の体でああでもない、こうでもないと反芻する時間が必要だと思いました。
ただ・・・。
帰ってからレッスンをしたのですが、セミナーで講師の先生がされていたように、
私も生徒さんの手首をとって回してみたり、動かしてみたりしてみたのです。
生徒さんもさすがに一度によくなるというわけではありませんでしたが、
私の中で、
「なるほど、こういうやりかたもあるのだな」
と、ひとつやりやすくなる引き出しをもてたような気がします。
あと、セミナーのことではないのですが、
私と同様、遠いところから参加していた、私の娘ぐらいの若い先生と出会えたことも嬉しい出来事でした。
「私、迷ったらやる方を選ぶことにしてるんです」
と言って、セミナー受講も、実際に演奏してレッスンを受けることも挑戦した、彼女。
本当は音大に行きたかったのだけど、おうちの事情で行くことができなかったが、ピアノは続けていたこと。
その熱意をわかってくれた恩師がご自分の教室に講師としてよんでくれたこと、ピアノを教えるにはまだまだ力不足であること。
翌日も作曲の講座を受けに行くのだという彼女は、元気で、まぶしくて、こちらまで気持ちが明るくなるようでした。
出かけた先での思わぬ出会いもまた、楽しみの一つです。
私は次の日は、ちゃっかり東京見物を決め込みましたが、これはこれでとても楽しませてもらいました。
帰ってから、また頑張ろうと元気をもらってきました。
こうして、出かけさせてもらえるということだけでも、ありがたいことです。
感謝、感謝です。
兵庫県赤穂郡上郡町の「外川ピアノ教室」ホームページ