俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月15日(木)

2011-12-15 05:37:43 | Weblog
★跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
シクラメンの花は、翼にも炎にも似て、美しいダンサーのようです。特に真紅のそれは、この真冬によくぞ咲いてくれた、と拍手をおくりたくなるほど。その姿から「跳躍」という言葉を見つけられた、正確さに驚きつつ、共感いたします。(川名ますみ)

○今日の俳句
冬晴れて登ることなき山のぞむ/川名ますみ
冬晴れに高い山が望める。その山に自分は決して登ることはできないが、その山の姿のすばらしさに、登ることはかなわないが、せめて心だけでも登ってみたい思いや憧れがある。

◇生活する花たち「椿・水仙・栴檀の実」(東海道53次/戸塚宿~藤沢宿)

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1 コメント

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お礼とコメント (川名ますみ)
2011-12-24 21:44:31
正子先生、「冬晴れて」の句を掲載下さいまして、ありがとうございます。当時の心境を思い出し、気持が落ち着きました。

跳躍の真紅の花のシクラメン  正子
シクラメンの花は、翼にも炎にも似て、美しいダンサーのようです。特に真紅のそれは、この真冬によくぞ咲いてくれた、と拍手をおくりたくなるほど。その姿から「跳躍」という言葉を見つけられた、正確さに驚きつつ、共感いたします。
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