俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月23日(水)

2011-11-23 04:57:19 | Weblog
★枯草を踏みおり人に離れおり  正子

○今日の俳句
脱稿をこの日と決めし一葉忌/川名ますみ
「一葉忌」に託す思いが知れる。ここを踏ん張って脱稿にこぎつけようという意思の強さが、一葉に通じるようだ。

◇生活する花たち「菊・山茶花・とくさ」(横浜日吉本町)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11月22日(火) | トップ | 11月24日(木) »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お礼とコメント (川名ますみ)
2011-11-26 22:05:41
正子先生、「脱稿を」の句をお採り上げ下さいましてありがとうございます。忘れかけていたこの日のことを、思い出させて頂きました。

★枯草を踏みおり人に離れおり  正子
整えられた舗道から、枯草の道に入り、枯草を踏んでいる。気づけば、共に居た人らとも逸れたよう。枯草の色と匂いと音に包まれ、冬野と交歓しつつ進めば、いつか、大自然と一体となった「人に離れる」自分に到達できるでしょうか。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事