俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月22日(金)

2011-04-22 08:46:53 | Weblog
 隅田川
★都鳥春の空より羽音させ  正子
晴天で風のない穏かで明るい日なのでしょう。都鳥が飛び交い川面に反射する光は強さを増しています。少し汗ばむほどの陽気ではないでしょうか。 (多田有花)

○今日の俳句
青空を透かしてほぐれ楓の芽/多田有花
楓の芽のみどりの間から青い空が透けて見える。「透かして」の把握が生きていて、ほぐれたばかりの楓の芽の様子がよく見て取れる。(高橋正子)

◇生活する花たち「薔薇・チューリップ・花えんどう」(横浜日吉本町3丁目)

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お礼とコメント (多田有花)
2011-04-14 18:34:16
正子先生、
「青空を透かしてほぐれ楓の芽」を今日の俳句に
お取り上げいただきありがとうございます。
ここで詠んだ楓の高木が今年もそろそろほぐれ始めました。
もうすぐ若い楓が広がってきます。明るい色です。

★都鳥春の空より羽音させ  正子
晴天で風のない穏かで明るい日なのでしょう。都鳥が飛び交い
川面に反射する光は強さを増しています。少し汗ばむほどの
陽気ではないでしょうか。
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