俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月6日(火)

2023-06-06 10:28:21 | 日記
曇り
 公団の緑地に赤つめ草がよく咲いて
赤つめ草フランクフルトの芝に摘み  正子
姫沙羅の掃き寄せられし小さき円   正子
梅雨入りか夕べ真白き胡蝶蘭     正子

●お寺に四十九日の法要を頼む。四十九日は7月11日だが、法要は7月8日(土)に行う。お寺の都合で15時から。

●夕方からしっかり曇っていよいよ梅雨入りの気配。

●Dellになって高速でブラウジングできる。YouTubeで3人のピアニストのそれぞれの「皇帝」を聞いた。はじめに古典的な色の赤いドレスの女性ピアニスト。この女性の赤いドレスは「皇帝」を弾くのに実にふさわしい。ドレスに惹かれて聞き始めた。次にツィマーマン、次にマウリツィオ・ポリーニ。いつも思うのだが、皇帝を弾き終えたピアニストも、指揮者も、聴衆も最後は歓喜で、恍惚の境地とでも言えそうな世界が出現する。やり切った満足感に歓喜あふれる表情だ。これぞベートーベンなんだろう。先ごろ聞いた韓国の若手男性ピアニストの「皇帝」も圧巻だった。皇帝を聞いていて、時計を見ると朝の2時28分。時を忘れて聞いていた。
コメント
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