俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月3日(日)

2011-04-03 08:21:27 | Weblog
★煽られて花のゆるるは大いなる  正子
ほぼ満開となった桜のひとかたまりが、風にゆれる様子にはボリューム感がありますね。「大いなる」という言葉のおおらかさが、とても好きです。(池田加代子)

○今日の俳句
風光る沖で入港待ちの船/高橋秀之
きらきらと耀く沖で、入港を沖で待っている船。船の待つ沖は、心地よい風が吹いているであろう。急がない春の時間がここにある。(高橋正子)

○朝晴れていた空が昼ごろから曇り、雨が降りそうな気配となる。一時過ぎ、金蔵寺の桜を撮りに雨傘を用意して出かける。三分咲き。お寺の瓦屋根や白障子などを入れて撮る。寺の前のマンションの青柳がきれいに風に吹かれている。帰り、南日吉商店街のマルヤさんで、柏餅を7個買う。蓬のつぶあん、普通のこしあん、それに桜色のみそあん買う。すぐお茶にしていただく。肌寒い一日で、溜まった仕事も滞る。しかも、福島の原発事故は憂鬱だ。

◇生活する花たち「桜」(横浜日吉・金蔵寺)


▼金蔵寺案内
http://soubouwalk.exblog.jp/841165/
コメント (1)
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