俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月15日(金)

2011-04-15 07:57:24 | Weblog
★欅若葉空をうずめて浅みどり  正子
冬の間、細い枝を空に広げている欅も、春になると芽を吹く。見上げる空を埋め尽くすほど芽吹き、緑色の葉を広げる。浅い緑色を広げる欅の空がすっきりと詠まれている。(古田敬二)

○今日の俳句
初燕満水となる池の面を/古田敬二
満々と水を湛えた池面すれすれに、さっそうと飛ぶ燕。初燕だけに、その飛ぶ姿は目に眩しいほど。水が満々とあること、燕がやって来たこと、すべて明るい喜びである。(高橋正子)

◇生活する花たち「チューリップ・デージー・パンジー」(横浜日吉本町自宅)
コメント (1)
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