★芽柳のるると色燃ゆ向こう岸 正子
「るる」の、何とも軽やかな新鮮な言葉の響きに、さみどりに芽吹く柳の柔らかさ、みずみずしさをことさら強く感じます。そういえば、まるで「る」の字を繋げたような柳の芽です。細く絶えず続くさまの意を含む「縷々」と重ねて、向こう岸に、心地よい風に吹かれて、細やかに揺れる芽柳が一際明るく見えてきます。(藤田洋子)
○今日の俳句
鴎群れて時に声張る春の瀬戸/藤田洋子
おだやかな瀬戸の春ではあるが、鴎の群が時に声を張り上げ緊張を破る。海の風に冷たさの残るころの鴎の姿、瀬戸の風景ががよく詠まれている。添削は場所をはっきりさせるため。(高橋正子)
○6日、日曜日一時より暖かくなったので花の写真を撮りに信之先生と鯛ヶ崎公園へ。本町駅裏の藪椿からとり始めるが、遠すぎてズームでもよく撮れない。お屋敷のところまで来ると馬酔木の花。坂道を上るとクリスマスローズが住宅の玄関脇に咲いている。公園の中には、白梅、紅梅が満開を過ぎている。桜が咲き始めていた。ふと足元を見ると、散ったばかりの梅の花が一輪土に落ちている。まだみずみずしいので、それを撮る。公園の階段を上ってしまうと農家の畑があり、菜の花が咲いている。民家の庭に寒桜が満開。ソケイも。5丁目の住宅地の花を見ながら歩く。今日撮る花はもうないだろうと思いながら帰ると、満作がある。ローズマリーが垂れ下がっている。駅上のいきいき会館によって、屋上の植物を見せてもらうと、今日は暇なのか、受付嬢がずっと付いて来てくれた。アリッサムがかわいいので撮り、自宅へ戻る。
○6日夕方、日吉東急にある美容室に髪をカットに行く。日曜日とはいえ、32人、1時間半待ち。その時間、天一書房による。目立つところに「超訳 ニーチェの言葉」という黒い表紙の本があり手にする。流し読みする。「木のことは木に習え」とうのがあった。「木のように忍耐強くあれ」という意味の解釈がある。芭蕉にも「松のことは松に習え」がある。一遍にも「紫雲のことは紫雲に聞け、一遍は知らず」というのがあるが、意味はかなり違うだろうと思いつつ、本を置く。料理雑誌や手芸の本を見るが眠気が襲う。美容室の椅子に戻って休むが、まだ順番がこない。それでベスト電器へ行く。見本のiPadが空いていたので触ってみる。本棚を見る。羅生門、三国志、論語、くまのぷーさん、アンデルセン童話などたくさんあるが、英語が多いのはやむを得ない。紙の本より、字がはっきりと読める。老人には目が疲れなくてよいかもしれない。ゲームも触る。算数ゲーム、はめえなどは、園児や低学年むき。次に3Dテレビをめがねで見る。サーカスをやっていたが、人物は立体的なものの、床は立体感がない。次に大画面の液晶テレビのNHK大河ドラマを覗く。美しい衣装の女優さんがずらり。画面に奥行きがない。やはり、我が家にテレビは要らない。つぎにソニーの電子ブックリーダーやシャープのガラパゴスなどを見る。スマートフォンを見る。結構遊んだのである。
◇生活する花たち「梅」(横浜日吉本町金蔵寺)
▼地下鉄日吉本町駅案内
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%90%89%E6%9C%AC%E7%94%BA%E9%A7%85
▼鯛ヶ崎公園案内写真
http://takatan.mods.jp/hiyoshi/No2.htm
▼金蔵寺案内
http://soubouwalk.exblog.jp/841165/
「るる」の、何とも軽やかな新鮮な言葉の響きに、さみどりに芽吹く柳の柔らかさ、みずみずしさをことさら強く感じます。そういえば、まるで「る」の字を繋げたような柳の芽です。細く絶えず続くさまの意を含む「縷々」と重ねて、向こう岸に、心地よい風に吹かれて、細やかに揺れる芽柳が一際明るく見えてきます。(藤田洋子)
○今日の俳句
鴎群れて時に声張る春の瀬戸/藤田洋子
おだやかな瀬戸の春ではあるが、鴎の群が時に声を張り上げ緊張を破る。海の風に冷たさの残るころの鴎の姿、瀬戸の風景ががよく詠まれている。添削は場所をはっきりさせるため。(高橋正子)
○6日、日曜日一時より暖かくなったので花の写真を撮りに信之先生と鯛ヶ崎公園へ。本町駅裏の藪椿からとり始めるが、遠すぎてズームでもよく撮れない。お屋敷のところまで来ると馬酔木の花。坂道を上るとクリスマスローズが住宅の玄関脇に咲いている。公園の中には、白梅、紅梅が満開を過ぎている。桜が咲き始めていた。ふと足元を見ると、散ったばかりの梅の花が一輪土に落ちている。まだみずみずしいので、それを撮る。公園の階段を上ってしまうと農家の畑があり、菜の花が咲いている。民家の庭に寒桜が満開。ソケイも。5丁目の住宅地の花を見ながら歩く。今日撮る花はもうないだろうと思いながら帰ると、満作がある。ローズマリーが垂れ下がっている。駅上のいきいき会館によって、屋上の植物を見せてもらうと、今日は暇なのか、受付嬢がずっと付いて来てくれた。アリッサムがかわいいので撮り、自宅へ戻る。
○6日夕方、日吉東急にある美容室に髪をカットに行く。日曜日とはいえ、32人、1時間半待ち。その時間、天一書房による。目立つところに「超訳 ニーチェの言葉」という黒い表紙の本があり手にする。流し読みする。「木のことは木に習え」とうのがあった。「木のように忍耐強くあれ」という意味の解釈がある。芭蕉にも「松のことは松に習え」がある。一遍にも「紫雲のことは紫雲に聞け、一遍は知らず」というのがあるが、意味はかなり違うだろうと思いつつ、本を置く。料理雑誌や手芸の本を見るが眠気が襲う。美容室の椅子に戻って休むが、まだ順番がこない。それでベスト電器へ行く。見本のiPadが空いていたので触ってみる。本棚を見る。羅生門、三国志、論語、くまのぷーさん、アンデルセン童話などたくさんあるが、英語が多いのはやむを得ない。紙の本より、字がはっきりと読める。老人には目が疲れなくてよいかもしれない。ゲームも触る。算数ゲーム、はめえなどは、園児や低学年むき。次に3Dテレビをめがねで見る。サーカスをやっていたが、人物は立体的なものの、床は立体感がない。次に大画面の液晶テレビのNHK大河ドラマを覗く。美しい衣装の女優さんがずらり。画面に奥行きがない。やはり、我が家にテレビは要らない。つぎにソニーの電子ブックリーダーやシャープのガラパゴスなどを見る。スマートフォンを見る。結構遊んだのである。
◇生活する花たち「梅」(横浜日吉本町金蔵寺)
▼地下鉄日吉本町駅案内
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%90%89%E6%9C%AC%E7%94%BA%E9%A7%85
▼鯛ヶ崎公園案内写真
http://takatan.mods.jp/hiyoshi/No2.htm
▼金蔵寺案内
http://soubouwalk.exblog.jp/841165/