俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月24日(土)

2010-07-24 18:33:01 | Weblog
★ゆうすげに月まだ淡くありにけり  正子
「ゆうすげ」の響が素敵ですね。夏の夕暮れから朝にかけて淡い黄色の爽やかな花を咲かせるゆうすげ。その色は当に月の色を連想させ、暮れなずむ空をふと見上げると月はまだ淡い。夜の更けるにつれてくっきりと浮かぶ月がゆうすげを更に美しく照らすであろうと想像が広がります。 (佃 康水)

○今日の俳句
噴水のしぶきや児らを走らせる/佃 康水
噴水のしぶきを避けながらも、喜々として水に濡れたり、水から逃げたりする幼い子たちの無邪気な姿がよく詠めている。(高橋正子)

○夕方から横浜ロイヤルパークホテル68Fの四季亭で会食。3時過ぎ信之先生と家を出るが、今日も猛暑。四季亭の窓から横浜港が見渡せる。絶景。遠くは、富士の嶺らしきもの。会食開始時間まで、ホテルのロビーで、ハワイアンの生演奏と踊りをしばし楽しむ。

◇生活する花たち「向日葵」(横浜日吉本町)
コメント (2)
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