俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月5日(月)

2010-07-05 16:45:21 | Weblog
★青田みな青嶺へ靡き吹かれける  正子
苗の丈が伸び、青田といえるほどになってきました。暑さが本格化してくるこの時期、その青い稲を靡かせて緑濃い山へと吹き抜けていく風、涼しさを感じます。(多田有花)

○今日の俳句
とりどりの浴衣の少女踏切に/多田有花
踏み切りの開くのを待っている浴衣を着た少女たち。これから、連れ立って、祭りに出かけるのであろう。涼しそうで、少女らしいかわいさがあって、大人には、幼い頃を思い出させてくれる光景である。(高橋正子)

◇生活する花たち「アガパンサス」(横浜日吉本町)

コメント (2)
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