SaltyDog

               by kaji

コーヒーへの思い

2012-07-12 | 普通の話題
20代前半の頃が最もコーヒーに凝っていただろうか。

新宿にあったコーヒーショップ(現在も場所は移転したが営業中)
で豆を買ってきて、自分の部屋でガリガリと挽き、グラグラと
沸き立つポットからゆっくりと注ぎ、抽出する。 煎れたての
コーヒーの香りが部屋を満たし、身も心も癒されていた。

最初に購入したミルは、まさしくコレ。


<ミル1>

これは豆を挽いている時、上部から砕かれた豆が飛び散るのが
欠点であった。

次に購入したものはコレ。


<ミル2>

今度はフタ付きなので、豆の飛散はなくなったものの、ガリガリと
時間がかかるのが欠点。

そこで3代目は電動ミル。


<ミル3>

これはしばらく愛用した。大きな音はするものの、ほんの一瞬
なので、周囲に与える迷惑も限定的であったと思う。
20代前半にコレを手に入れ、前述の通り美味いコーヒーを
楽しんでいた。

結婚してからは、コーヒーを煎れる役割は配偶者へと移り、私は
お気に入りのカップでそれをいただくようになったものの、年月
の経過とともに、ついに私の口には運ばれなくなっていった。

離婚してからは、たまにコーヒーを飲むもが、その回数は減り、
お気に入りのカップだけが、食器棚を飾る。 引っ越しとともに
コーヒーミルを廃棄してしまってからは、豆で買うこともなく、
今では袋詰めの粉を買ってきて、なんとなく自分をごまかしている
次第。

ただ、最近それでは満足できなくなってきた。薫り高いコーヒー
が恋しい。 そんな欲求が沸々と沸きはじめたのだ。

その実現のためには、再びコーヒーミルが必要になる。以前
所有していたものと同じ、カリタの電動ミルしかない。
1万5千円位するが、以前のものが20年以上故障しなかった
ことを考えれば、この投資は決して高くはない。

旅の計画を1ヶ月先にずらせば、すぐにでも手に入る金額。
どうしよう、買っちゃうか?

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