珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
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錯覚

2024-06-08 | 日記
私の記憶が確かならばかつて日本人は、北朝鮮や中国を「言論統制されていて、ネットだって何でも見れるわけではない可哀そうな国」と憐れんでいた。
ごく一部の権力者だけがきらびやかな生活をして、それはバンバン報道して、派手な軍事パレードをしながら一般庶民が飢えてるなんてバカじゃないだろうかと思っていた。
その点自分たちは恐怖政治じゃないしね~、自由だしね~、公正な情報を偏らず幅広く取り入れているもんね~と錯覚していた。

錯覚ですよ、錯覚。
錯覚して思ったんだけど、錯覚している当人は自覚症状がないわけよ。錯覚してるんだから。

マスゲームをあんなにキモイと言っていたはずが、皆で一糸乱れぬマスク着用はキモくなくて、むしろ清く正しく美しくて、他国の軍事費に何兆円も使って、子供が飢えても自殺してもそんな実情は全く報道しなくて、報道するのは平和そうなバラエティ番組で、いやこれ散々嫌悪していたものじゃなかったっけ?
自分のことって恐ろしいくらい見えないものだよね。


オマケ👇
すばらしい😭


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1 コメント

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Unknown ()
2024-06-08 13:42:37
テレビや新聞で報道しないとたちまち「何も知らない国民」になる日本人。
実際にマスコミが言わないと、世界の常識が「デマ」で「陰謀論」になってしまう。

これが逆に自国のメディアが確かで、そういう国があったとしたら、人一倍敏感になって「可哀そう、目を覚まして!」となるのに。
自分より他人を眺めるのが大好きな民族だからね、他人のことはよく見えるんだよね。
その分自分を客観視するのは苦手。
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