珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

信じること13

2020-06-28 | 思うこと
例えば振り込み詐欺。
詐欺団が巧妙な作り話をでっちあげて語りかける。
その作り話は当然、根も葉もない大嘘なんだけど、被害者がそれをすっかり信じこめば、動揺してお金を振り込む。

この時、「心が動揺する」というのは事実である。
話が嘘だから動揺しないとか、本当だから動揺するのではなくて、
嘘だろうとデタラメだろうと信じれば動揺する。
作り話で、人の心を乱すことができる。

昨今も「ベッドが足りない」「防護服が足りない」「このままでは医療崩壊する」と国民を脅したら、
実際は「ウチは充分足りてますからどうぞ~!!」と10万着の防護服を中国に送っていても、多くの人が危機感を感じたもんね。

フィクションの小説を「史実」と信じ込めば、明日に活力が沸くバイブルにもなった。

昨日、このブログにデタラメの言いががりをつけてきた人がいた。
海は以前「亡くなりかたをあれこれ冒涜してはいけない」と言っていながら、今回のコロナ騒動で、志村けんさんや岡江久美子さんの逝去を冒涜する言動不一致を書いている。彼女の言動不一致にはガッカリ。 実に不愉快だ。

一体、どのコロナ記事に私がこの二人の名前を出して冒とくしてるの?
降ってわいたような話にポカーン?としたけど、そうだと信じれば何を見ても彼女(おそらく女)の中ではそうなるんでしょう。
3000円の曼陀羅を見つめて幸せになる人も、300万の水晶を首からぶらさげて奇跡を信じる人もいるもんね。

こういうあれこれをまざまざと見てるとね、デタラメとか嘘とか真実って、「信じる」(思い込みとか決めつけ)というフィルターを通せばどうにでもなると思うんだよね。

改めて恐るべし、信じる力って。
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武蔵小山商店街

2020-06-28 | 思うこと
独身時代、7年間過ごした場所は、ここのわりと近くだった。
休みの日に自転車でよく遊びに来ていた。
最近の人気チェーン店が集まったショッピングモールより、個人商店が幾重にも連なったそこが私は好きだった。
ファーストフードじゃなくて手作りのお惣菜屋さんが並んでたし、雑貨も洋服も、渋谷のハンズやパルコとはまた違った楽しさがあったんだよね。
若い時代の一時期を過ごした懐かしい思い出の場所である。

今回の騒動で、ふとあの商店街は変わらず元気なんだろうか?と見てみたら
「自粛無視で危機感が低い殺人商店街」という写真が撮りたいがための、カメラテクニックを駆使した大嘘の報道とか、めんどくさい記事を目にした。

今は近所に住んでいないから真相はわからないけど、愉快な記事ではなかった。

ディズニーランドが再び賑わうのもいいんだろうけど、個人的には武蔵小山商店街が笑顔になる日を遠くから応援しているよv('▽^*)




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ミルフェチ

2020-06-28 | 趣味の話
唐突ですが「ミル」という言葉、概念は、昭和の田舎の裕福ではない家庭に育った私にはなかった。
珈琲や胡椒ってスーパーで見る粉末しか知らなかった私が、それらを豆から挽くものということを知った時、
そのしゃれた道具を目の当たりにした時、
以前書いた、洗剤入りの研磨タワシ「ブリロ」を知った如く衝撃だった。
いや~、人の琴線ってどこにあるかわからないですよね(笑)

でも、思えば似たような景色を昭和でも見ていたんですよ。
何だと思います?
堅い鰹節を母親が「鰹節削り」で挽いていた。
それからハンドルをぐるぐる回す「鉛筆削り」

何でしょうね?私、ガリガリ削るが好きな「ミルフェチ」かも(笑)




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