5月にあった演奏会のため、ゴールデンウイークも返上で練習だったのですが、空いている日を狙ってちょこちょこと出かけてきました。
4日(水曜日)は結城紬の里、結城へ。
織物や染物の町はどこでも同じように、穏やかで鄙びていて同じような匂いがします。
絹の匂いなのか藍の匂いなのか・・どちらにしても目立たない植物と小さい動物と、また人間の営みに深く感動します。
帰りは筑波山に寄りました。苗を植えたばかりの水田が美しかった。
10日(火曜日)は友人と伊藤若冲展へ…のつもりで上野の美術館まで行ったらなんと2時間半待ちですと!
若冲はすごいと思うけれど、待つのが苦手なわたしはさっさとあきらめ友だちを道連れにして黒田清輝展へ。
今まで「湖畔」と「読書」と「舞妓」くらいしか知りませんでしたが、留学時代から帰国後の作品を網羅して在り、底の深い作風に感動。
東京国立博物館の平成館のロビーは正面大窓から緑が眺められ、好きな場所です。
以外だったのが、同じ敷地内の東洋館(アジアンギャラリー)の常設展。
ガンダーラの仏像や、織物の展示が殆ど見る人もなく静謐なギャラリーにそっと展示されてあり落ち着きます。
そして、演奏会の終わった翌日15日(日曜日)は自由の身となって,
さっそく愛すべきわたしの庭,中禅寺湖畔へドライブ(^^)!
いつ来てもここの水は青が強くて美しい。
千寿が浜のクリンソウは殆ど蕾、仙人庵の管理人の方によると満開は6月の初めごろ、との事。
わずかに咲きはじめた花々。
何年か前に来たときはちょうどドンピシャの時期で水のほとりに可愛い花々が咲き誇っていたのでした。
水のあるところはやはり落ち着きますね。
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