回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

熱海で梅見

2016-02-12 20:21:47 | 日帰りドライブ

2月11日(木)

ポカポカと少しだけ春の気配。

東名~西湘バイパス~真鶴道路を使って熱海の先、来ノ宮にある梅園に行ってきました。

何度か来ても、西湘バイパスは相変わらずの渋滞++。

梅園まで約2時間半かかりました。

梅はちょうど見ごろで人も大混雑。

坂を上がって美術館のある入口から入ると見事にアタミザクラが咲いていました。

アタミザクラはカンヒザクラとヤマザクラとの雑種だそう。早く咲く品種みたいです。

ふんわりと白とピンクに染まる園内。前に来たときよりも広くなっているような気が・・。

このあたりは詩人の中山晋平の別荘があったところで、住居が残されており、

こんな楽譜のレリーフも庭先に彫られていました。「熱海節」だそうです。

これはいちばん気に入った梅。

普通に見ると、あまり変わり映えない白梅なのですが、ガクの部分がきれいなピンクで太陽の光を後ろから受けるとツートンカラーの花に見える・・・。

梅にうっとりした後は、来ノ宮から熱海方面に降りてうなぎ屋さんでお昼。

2時半にお昼時間閉店のところ、わたしたちが駆け込んだのが2時20分!それでも快く美味しい鰻を出してくれました。

中はカウンター8席くらいの小さなお店。

突出しにブダイのお刺身。これがまあ、なんとふっくら甘くて美味しいのかしら!これだけでも相当満足。

ウナギ、ご飯にしっかりかぶさってしっかり肉厚!!

蓋を開けるや否や沈黙、集中~のちため息~、おいしい~~~☆

・・というわけで「花より団子」ならぬ「梅よりウナギ」の感あり。

ご馳走様でした。

さて、熱海と云えば昨今は温泉ホテルやコンドミニアムがびっしりニョキニョキ建って、東洋のナポリとか呼ばれて賑わっていますが、

ウナギ屋さんのそばを流れる初川や糸川のほとりを歩くと、昔ながらの下駄をカラコロ鳴らして浴衣で歩く温泉街の雰囲気がまだ残っています。

芸者さんの芸も見られる見番もあり、脇道には隠れ家のような小料理屋さん、昔ながらの餅菓子屋さんなどもひっそりお店を開けています。

空は青空、海もひねもすのたりのたりかな・・・。

 

 


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
復活したのですね。 (み~こ)
2016-02-14 16:38:56
もしかして、益子のことが載ってるかな?と久しぶりに開いてみました。
パソコン、直ったのですね。
熱海、私もお正月に両親と子供家族の9人で泊まりました。
その時もう、熱海桜のつぼみがふくらんでいましたよ。

梅は香りがすてきですよね!
寒い時季でなかなか梅は見に行けません。
来年はぜひ行ってみます。(鰻を食べに?)

浜田庄司の益子参考館で、毎年夏に青年部がお茶会をしています。
竹工芸の八木澤さんとコラボしたり、昨年は私は行けなかったのですが、シタールの演奏とお茶会を一緒にしたりとなかなか意欲的な取り組みをしています。
益子はいろんな芸術家が住んでいて、ほんとにおもしろい町ですね。

返信する
み~こちゃんへ (やまびこ)
2016-02-14 22:12:14
実は昨日もまた梅を見に東大理学系付属の小石川植物園に行きました(^^)
熱海より、ずっと人が少なくて梅のすぐそばに行って香りを楽しめるので、ここの梅林は好きです。

これから土日が練習本番が多くなるので時間の取れる今のうちに遊んでおこうと、今日も鹿島灘へ♪

益子もそうですが、日本の道は季節により、街により、集落により、変化に富み、ため息の出るほど素晴らしいものです。景色もさることながら、なんということのない人間の営みが心に響くことが多いですね。
返信する

コメントを投稿