連休の5月4日に千葉の佐原へ仲間と日帰り旅行。
最近、水郷の町として脚光を浴びているが、ここは言わずと知れた伊能忠敬が育った地でもある。川の両岸には昔ながらの醤油屋、酒屋の蔵が立ち並び、焼きハマグリや醤油のソフトクリームの店も繁盛。 焼きハマグリはあつあつの焼きたてを川岸でぱくつく。う~ん、この醤油の匂いがたまらん!!
「ビールもいっしょに売ればいいのに~」とどの観光客も口々に言う。
街並みを一巡りして香取神宮まで足を伸ばす。どこもかしこも新緑が美しい。ときおりどこからかうぐいすが「ほ~ほけきょ♪」と呼び交わす。疲れて腰をおろせば、みんなのリュックやポケットから焼酎は出てくるわ、マッコリは出てくるわ、ウイスキーは出てくるわ~~!
にょきにょきと何本も生えた筍を掘り出し(無断で)田圃に生えるセリを引っこ抜き今晩のおかずがいっちょできあがり~!!
東京に生まれ育ったわたしは、田圃を見るとはてしなく興奮!かえるの合唱を聴きながら、整然と植えられた稲を見ながら、畦道の脇に咲く花々の名前を思い出しながら、童心に返ったようにてくてくてくてくとひたすら歩く。陽の光は明るく風は穏やかで静かな田圃の真ん中を・・。
佐原出身の伊能忠敬は55歳にして日本地図測量のために旅立ったと言う。
大層な目的はないけれど、歩くことで木の匂いを嗅ぎ、土に触れ、動物の声に耳傾け、人々の生活に思いをいたす・・そんな当たり前の感動があらためて胸に甦る楽しい旅であった。
きっと。。「ちゅるりら、ちゅるりら~♪風に吹かれて~知らない街を歩いてみたい♪」でしょ?
お醤油の香りがしたよ♪
旅をするとき、だいたい土地限定のソフトクリームを食べるの。
北海道ではラベンダーのソフト
京都ではほうじ茶のソフト
京成バラ園では薔薇のソフト
掘切で菖蒲のソフト・・なんて、ないだろうなあ(^^)
一面の田圃の景色が忘れられないわ☆
これからは、「フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ~、夏は扉をあ~けて~♪」の気分だね!