東海道中の旅で、7月に由比付近を歩いた時は時期が合わず見ることができなかった桜エビ干しの光景。
干しエビ漁は、春と秋のわずかな期間のみだが、秋は12月初めまでは干しているという情報を得たので、あの時のリベンジ!と車で出かけてみた。
9時に家を出発し、東名高速と国道1号を使って、わずか2時間半で着いてしまう。歩いて行くのとはエライ違いだ(当たり前だ)
調子よく、富士川河川敷に着くが探しても、富士川を渡って蒲原側の河川敷を見渡しても真っ赤な干しエビの絨毯はどこにも見当たらない(汗)。
土手に居合わせた地元のおじさんに、聞いてみると、「12月になるともうやってないなあ。それに最近は、土日は漁は休むし・」という事だった。
今度は漁業組合に電話してから来るといいよ、とご丁寧に漁業組合の電話番号まで教えてくれた。
5分間くらい意気消沈したが、せっかくここまで来たからには、ただで帰るのはもったいない、今日は素晴らしいお天気で富士山はきれいに全景が見える!では、富士山の周りをまわっていこうと話が決まる(得意のいきあたりばったり道中^^)
富士インターから西富士道路を北上して朝霧高原へ。
食事中の牛さん、不思議なことに右側の牛さんはカメラを向けるとこちらに寄って来てポーズを取っているようだった。
道の駅のレストランで、ろくさんは、地元「ヨーグル豚」のとんかつ定食を注文。
(メニューを読み違えて「ヨーグルト豚」かと思ってしまった)
富士山は南側から眺めると、貴婦人的な美しさとなだらかな裾野を見せている。
↓富士川河川敷からの眺め。
三島あたりからの富士の姿は特によい。
西側からは、すこしづつ男性的な山容に変わり始める。
鳴沢の樹海を抜けて北に回ると、あんなにくっきり見えていた姿がわずかな数分の間に、すっかり雲で覆われ、誰かが教えてくれなければ、そこに富士山があるとはわからないくらいである。
↓北西側の本栖湖からはこんな姿。(一昨年12月28日に撮影)
渋滞もまったく無く、16時半には東京に着いてしまった(@@!)。
年の暮も間近なこの時期に、富士山周遊なんてする人はあまりいないのかもしれない。