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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

かすかに色づく奥日光

2009-10-13 10:03:02 | 奥日光

9月末から10月頭まで3週間ほど合唱関係で週末出ずっぱりであったが、この3連休は久し振りに休日。

11日(日)は天気も上々であったので義父母を連れ出して日光へ日帰り。

往きは東北自動車道、日光宇都宮有料道路とも所どころ大渋滞で東京~中禅寺湖畔まで5時間!

一足早く紅葉を見ようとする人々と高速料金割引のおかげだろうか。

「いろは坂」も明智平まで長蛇ののろのろ運転。

それでも、この季節になると日光に行きたくなるのは、中禅寺湖の秋の景色と湖の色が好きだから。

同じ湖の色でも碧がかった色や群青に近い色や薄水色があるが、中禅寺湖は濃い青に明るいグレーを混ぜたようで心が落ち着く。

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年寄り連れなので歩くことはあまりできず、もっぱら車窓からの眺めを楽しむにとどめたが、枯れ葉の散り積もった湖沿いの森閑とした道を歩く何組かのカップルの想いに自分の感情を重ねたり、波打ち際に静かに揺れるボートに過ぎたたくさんの夏や秋の光景を思い出したりするのもまたよいものである。

山々は緑の中に黄色と褐色が点在、時折り差し色のようにツタやハゼの赤が目を引く。

紅葉の盛りは来週あたりだろうか。

いつも必ず訪れる日光プリンスホテルの桟橋は、残念ながらホテル閉館のため入れず残念であった。

竜頭の滝から赤沼茶屋まで上ると風が冷たい。戦場が原を歩いたら草紅葉の絨毯だったかもしれない。

赤沼茶屋から眺める男体山010

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夕刻4時半ごろ、竜頭の滝を出発。比較的帰路の道路はスムーズに流れ、途中パーキングエリアで夕食を食べ帰宅したのは夜の10時。

さぞ両親は疲れたろうと申し訳ない気もしたが、翌日も至極元気!

思いがけずドライブを喜んでくれたようでほっとした。


日光の林で

2007-11-05 10:45:21 | 奥日光

Dscn3636_3この時期になると、日光に行きたくなる。

今回は、竜頭の滝下から戦場ヶ原のとば口の赤沼までの自然歩道を歩く。

湯の湖から流れる清流、湯川に沿ってシラカンバ、ミズナラ、カラマツの林が続く道・・。

このあたりはすでに紅葉は終わり初冬の赴き。Dscn3634

降り積もった枯れた葉は、踏んでもカサコソとも音を立てず羽毛のように柔らかい。

歩いている間にも頭に肩にカラマツの針のような細かい葉が散り掛かる。

木々の間からは青空と男体山が見え隠れする。いつまでもいつまでも歩いていたい静かな道だ。

厳しい季節がやってこようとも、どんなに寒くてもわたしはここにこうして立っている!

とでも言うように凛とした覚悟を持って空に向かう枯れ木の姿が好きでもある。Dscn3631

時間があれば戦場ヶ原へも脚を踏み入れたかったがそれは次回のお楽しみ。

紅葉は中禅寺湖畔、二荒山~旧いろは坂が美しかった

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本家は日光???

2006-11-12 18:44:46 | 奥日光

HAKKOさんが日光で見つけた「本家やまびこ」の写真!

幾たびかの失敗にもめげず、ついにメールでの投稿?に成功!!

けっこう町や旅先でたくさんみかけます。

わたしも探してみよう。皆さんももし楽しい「やまびこ」写真があったら送ってね☆Img_0106s


日光日帰り旅 桟橋に寄せる想い

2006-10-30 11:33:58 | 奥日光

昨日は思い立って日光へドライブ。ドライバーは長男、ろくさん助手席、わたし後部座席で景色をみながらのんびりゆったり。

朝は雨模様だったのが東北道を走っているうちにどんどん青空に!

ドウダンツツジが真っ赤に染まる道を過ぎると「いろは坂」(のぼり専用)がはじまる。なかなかスリル満点で母はヘアピンカーブにキャアキャアと騒ぐ。

明智平の展望台からは男体山の全容がしっかりと見える。

売店で売っているこんにゃく田楽Dscn2079とちまきで簡単なお昼をすませ、 竜頭の滝へ向かう。

Dscn2080 Dscn2087 この辺りの紅葉はもう終わっているのか、色も枯れ気味。でも滝の滔々と流れるさまはいつ見ても水の生命観を感じて気持ちよい。

滝つぼのあたりの岩肌が龍の頭にみえるので「竜頭の滝」と命名されたらしい。

なるほど、岩の上の枯れ木が龍の髭にも見える。

Dscn2089 滝が湖へ流れ込むあたりの道にはひと気のない建物が並び、その屋根も、朽ちた木の皮の上も紅い落ち葉で覆われている。

白樺と赤い葉が青い空に映えて美しい。

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Dscn2091しばらくこのあたりを散策したあと、中禅寺湖畔へ。

この湖で一番好きな場所がここ。日光Pホテルの湖畔の広場。

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この桟橋の風景。ひっそりと静かに湖に突き出した桟橋を歩きながら、ほとりのベンチに座りながら、三人それぞれ、物思いに沈む。

ここから華厳の滝へ。パーキング渋滞を辛抱強く待ちながら滝展望台に着くと霧のような雨がサワサワと降っている。Dscn2105

滝の近くにはカモシカも草を食べにやってきていた。観光客は滝を横目にカモシカを撮影するのに夢中。わたしも写したが、灰褐色の体は周りの木々と岩に同化して、何がいるのかさっぱりわからない。なんと見事な保護色!

滝を見た後はおやつに「湯葉ラーメン」とおしるこ(^^)

帰りは第2いろは坂(くだり専用)を来たときと同じようにキャアキャアいいながらおりる。

Dscn2109_2 朝9時に家を出て帰り着いたのが夜7時。

東照宮も二荒山神社も通り過ぎたが、山の紅葉を満喫しただけで充分♪