9月末から10月頭まで3週間ほど合唱関係で週末出ずっぱりであったが、この3連休は久し振りに休日。
11日(日)は天気も上々であったので義父母を連れ出して日光へ日帰り。
往きは東北自動車道、日光宇都宮有料道路とも所どころ大渋滞で東京~中禅寺湖畔まで5時間!
一足早く紅葉を見ようとする人々と高速料金割引のおかげだろうか。
「いろは坂」も明智平まで長蛇ののろのろ運転。
それでも、この季節になると日光に行きたくなるのは、中禅寺湖の秋の景色と湖の色が好きだから。
同じ湖の色でも碧がかった色や群青に近い色や薄水色があるが、中禅寺湖は濃い青に明るいグレーを混ぜたようで心が落ち着く。
年寄り連れなので歩くことはあまりできず、もっぱら車窓からの眺めを楽しむにとどめたが、枯れ葉の散り積もった湖沿いの森閑とした道を歩く何組かのカップルの想いに自分の感情を重ねたり、波打ち際に静かに揺れるボートに過ぎたたくさんの夏や秋の光景を思い出したりするのもまたよいものである。
山々は緑の中に黄色と褐色が点在、時折り差し色のようにツタやハゼの赤が目を引く。
紅葉の盛りは来週あたりだろうか。
いつも必ず訪れる日光プリンスホテルの桟橋は、残念ながらホテル閉館のため入れず残念であった。
竜頭の滝から赤沼茶屋まで上ると風が冷たい。戦場が原を歩いたら草紅葉の絨毯だったかもしれない。
夕刻4時半ごろ、竜頭の滝を出発。比較的帰路の道路はスムーズに流れ、途中パーキングエリアで夕食を食べ帰宅したのは夜の10時。
さぞ両親は疲れたろうと申し訳ない気もしたが、翌日も至極元気!
思いがけずドライブを喜んでくれたようでほっとした。