共同通信社が１９、２０日両日に実施した全国電話世論調査の結果を詠んだもので、東京五輪・パラリンピック開催で、新型コロナウイルスの感染が再拡大する不安を聞いた結果は次のとおりでした。
「ある程度」を含め「不安を感じている」との回答は８６・７％に上り、五輪を「無観客で開催するべきだ」が４０．３％、「中止するべきだ」は３０．８％。
不安を感じていない方、観客を制限して開催するを選択した方も少なくありませんが、不安がまん延している状況を反映した妥当な結果と思いました。
専門家の提言を参考にせず、定員の半分（上限は１万人）の観客に加え関係者を入れて開催することにし、飲酒まで認めようとしましたがそれは諦めたようです。
遅いコメントで、失礼いたします。
オリンピックを前に、海外から選手団が入国する時期に入りました。
選手団の中に感染者がいた場合のシミュレーションなどは、十二分にされていると思っていました。
しかし、その当たり前のことさえ裏切られました。
いったい我が国の危機管理はどうなってしまったのでしょう。
嘘つき総理大臣と恐怖政治の官房長官の時代に、官僚が事なかれ主義に染まったのが原因と見るのは、的外れですか？
いよいよ私の考える常識が、通用しない時代になりました。
入国時に陽性者が確認された後、記者会見で濃厚接触者を確認する部署を問われた時、『検疫』と答えると同席者が即座に『受け入れ先の自治体』と答えると、『検疫』と答えた人が目を白黒させる様子が放送され、水際のザルぶりとご指摘されたシミュレーション不足、危機管理のお粗末さを見てしまいました。
泉佐野市に移動してから陽性者が１人確認され、一行のお世話した関係者も濃厚接触者ということになったようで、このような事例がこれからも起こりそうで心配ですね。
宮内庁長官が東京オリンピックに関する天皇陛下の受け止めについて「開催が感染拡大につながるのではないかと懸念されていると拝察している」と発言したことについて、加藤官房長官は『宮内庁長官のご自身の考え方を述べられたと承知している。詳細については宮内庁にお聞きいただきたい』と語ったと聞き、陛下に失礼ではないかと唖然としました。