政府が船員の働き方改革を進めるため、産業医の選任や勤務時間管理を事業主の責任と明確化することを柱に、健康対策や労働時間の管理を強化する方針を固めました。
海運業界は高齢化や人材確保の課題を抱えており、労働環境を改善して若手や女性も定着しやすくなる狙いがあるとのこと。
厳しい運航スケジュールや乗船中の緊張感から、船員は陸の労働者に比べて全年代で病気の発生率が高く、強いストレスを感じる人の割合も高いそうですから、船員法など関連法改正が急がれるところです。
モーリシャス沖の座礁事故はインターネットに接続するために、陸地に向かって舵を切ったと報道されておりますが、沖合でも情報を得る方策があれば誤った操船に至らなかったかもしれません、働いてもらう環境整備が大切ですね。