8月1日、安倍首相は「アベノマスク」と揶揄される政府配布の小さい布マスクとは異なる、大きい布マスクを着けて官邸に出向きました。
小型から大きめのマスクに変えた理由を訊ねた記者に答える様子をテレビで観ましたが、「お店でもいろんなマスクが手に入るようになったので」と正面から答えておりませんでした。
首相のマスクはどうでもいいことですが、肝心のコロナウイルス対応について一国のリーダーとしての発言が聞こえてこないことが問題です。
通常国会を閉じた後は、自らの言葉で国民に説明することなく口を閉ざしたままで、たまに記者会見を行ってもそのあとの不要不急とも思えるスケジュールを理由に質問を打ち切っており、野党が求める臨時国会の召集も嫌がっているようです。
その間、菅官房長官と西村経済再生担当大臣の露出が目立つだけに、マスクの大型化で出かかっていた顎と閉ざした口さえ見えなくなるのは心配です。