「理系論文数伸び悩み」と「予算獲得に現場疲弊」の見出しから句のイメージが湧き、じっくりと読んでみました。
日本の大学の理系論文数が、政府による研究予算の抑制や競争原理拡大と軌を一にして2000年ごろから伸びが止まり、20年近く頭打ちの状態だそうです。
予算の抑制は分かりますが競争原理拡大は??、更に深読みしました。
政府は競争原理などで効率を上げれば研究を促せるとして、複数の学者が応募、獲得を競う「競争的資金」の拡大に取り組んだが、論文数ではもくろみが外れました。
論文数の低迷が続く大学の現場では、研究予算の獲得競争が加熱し、疲弊する研究者の姿が見えてきます。
我ながら分かりにくいかなと思い、以下を追加します。
現場の研究者からは「競争のための事務手続きが増え研究に充てる時間が減った」と、むしろ研究の圧迫要因にもなったとの指摘があったほか、「今は論文の本数をそろえなくてはポストにありつけない。研究費をとれるかどうかは将来に直結する」との声が上がったそうです。
自分とかけ離れた世界のことなので、記事の内容を咀嚼して表すことは困難でしたが、句を詠むことは出来ました。