『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
竜飛岬は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最北端、津軽海峡に突き出た岬である。龍飛崎と表記(灯台はこちらを表記)することもある。津軽国定公園の一部。
名前はアイヌ語の「タムパ」(刀)の転訛(てんか)による。竜飛埼、龍飛埼とも表記されることがある。竜飛岬(たっぴみさき)、龍飛岬とも言われる。
周辺は灯台を中心に遊歩道となっており、天気の良い日には津軽海峡を挟んだ北海道の松前半島や、海峡を行き交う船舶が見渡せる。北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5キロメートルの距離があり、地下を青函トンネルが通る。
石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞の一節に唄われていることでも知られている。
竜飛埼灯台の案内(画像をクリックしますと拡大します)
また、竜飛岬にある階段国道は、東津軽郡外ヶ浜町三厩竜飛の竜飛灯台付近から帯島付近を結んでいる「階段」が国道339号のルートとして指定されている区間である。外ヶ浜町循環バス(三厩地区循環バス)の終点にあたる「竜飛崎灯台」バス停近くに大きな案内標識があり、そこから階段国道を下がりきると、「竜飛漁港」バス停のすぐ近くに出ることになる。
国土交通省等によれば、階段が整備されたのは国道指定の20年近く後のことである。階段国道の区間をショートカットする自動車通行可能な道路が別に存在するが、こちらを国道に指定し直そうとした時に、地元が「この方が観光名所になるから」と、指定変更を中止させたとの話もある。
なお、本来は車道も建設される予定だったが、地形の関係で車道の建設が困難だった為、歩道のみとなった。
段数は片道362段あるが、勾配が急で道幅が狭く直線的でない。途中で休憩するための施設としてベンチが設置されている。風の強い竜飛の海からの風を遮る設備はない。階段脇には自転車を乗せることが可能なスロープが設置されている。 等々と記されている。
車窓からの竜飛岬(対岸は北海道松前半島、右下の白い建物は竜飛埼灯台) 灯台施設越しに見える下北半島
(両画像ともクリックしますと拡大します)
津軽海峡越しに見る、対岸の下北半島 石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」記念碑
車やバイクが通行出来ない「階段国道」(国道339号線)
階段国道アラカルト 階段国道の案内板 国道は人家密集地(路地)を入って行く
「竜飛埼灯台」付近 地図
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